スポーツジムで働いている、あるいはパーソナルトレーナーをしている。年収が低い、入会と継続のノルマ、早朝と夜と土日、体力の先。辞めたいが、体を動かすことしかやってこなかった。異業種に行けるのか。
先に言う。スポーツジムとトレーナーの転職は、「体を動かすことしかできない」と思うと決まらない。入会の営業、継続の管理、指導と説明、数字、店舗の運営。訳せば、法人営業、カスタマーサクセス、健康経営の企業、人材、営業事務に通る。年収は上がる先が多い。辞めたい理由、経験の訳し方、通る先、フィットネスの中で変える選択、年収、資格、志望動機、面接、辞める時期、年齢を書く。
先に一文で。スポーツジムとトレーナーからの転職は入会のカウンセリングを無形の商材の営業と成約に継続の管理を顧客の維持と解約の防止に指導を相手に合わせた説明にプログラムを計画と提案に店舗の運営を店舗の管理に訳し、法人営業・カスタマーサクセス・健康経営と産業保健の企業・人材・医療機器と健康機器の営業・介護予防の企業・保険・営業事務と受付・企業の福利厚生・フィットネスの本部・スポーツ用品から年収と体で選び、トレーナーの年収は業界の中で低いのでほぼ全部の先で同じか上がると知り、志望動機に体力とノルマを書かず入会数と成約率と継続率を書き、担当の会員を引き継いでから辞めるのが正解だ。
この記事の要点
- 入会と継続の数字は営業とカスタマーサクセスの経験
- 通る先は法人営業・カスタマーサクセス・健康経営・人材・営業事務
- ほぼ全部の先で同じか上がる
- 担当の会員を引き継いでから辞める
辞めたい理由の典型
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| 年収の低さと歩合 | 基本給が低く、入会とパーソナルの歩合で変わる。業務委託は保険と休みが自分で |
| 入会と継続のノルマ | 月の入会数、パーソナルの契約、プロテインとサプリの物販 |
| 早朝と夜と土日 | 会員が来る時間が勤務。友人と家族と合わない |
| 体力と年齢の先 | 30代後半で指導と体を続けられるか |
| 業務委託の不安定 | 収入が月で変わる。契約の打ち切り |
| 人間関係 | 少人数の店、店長との関係 |
エステティシャンと柔道整復師が施術の現場を出る時の型と同じで、線はエステティシャンの転職と柔道整復師・整体師の転職に書いた。トレーナーは、入会と継続の数字を持つ分、営業に訳しやすい。
経験の訳し方
| ジムの仕事 | 民間の言葉 | 数字 |
|---|---|---|
| 入会のカウンセリングと営業 | 相手の目的を聞き出し、無形の商材を提案して成約させる力 | 月の入会数、成約率 |
| 継続の管理と退会の防止 | 顧客の維持、解約の防止、定着 | 継続率、退会率の改善 |
| 指導と説明 | 相手のレベルに合わせた説明、動機を保つ力 | 担当した会員数 |
| プログラムの作成 | 目的から計画を作る力、提案 | 作成したプログラムの数 |
| 店舗の運営(店長) | 売上と人と設備の管理 | 店の売上、スタッフの人数 |
| イベントとSNS | 企画と広報、集客 | 参加者数、フォロワー数 |
| 物販(プロテイン・サプリ) | 営業の数字 | 月の物販の売上 |
| 安全の管理と怪我の対応 | 安全と手順、緊急時の対応 | 無事故の年数 |
「トレーナーでした」でなく、この表で訳す。入会と継続の数字は、営業とカスタマーサクセスの経験そのものだ。
通る転職先
| 先 | なぜ通る | 年収 | 体 |
|---|---|---|---|
| 法人営業(無形・BtoB) | 入会の営業と成約の数字 | 350〜450万円。成果で上 | 離れる |
| カスタマーサクセス | 継続の管理と解約の防止。同じ仕事 | 350〜450万円 | 離れる |
| 健康経営・産業保健の企業 | 社員の運動と健康の指導。トレーナーの経験が直接使える | 350〜450万円 | 少し使う |
| 人材業界 | 面談と提案と数字 | 350〜450万円 | 離れる |
| 医療機器・健康機器の営業 | 体と機器の知識。ジムと病院への提案 | 400〜500万円 | 離れる |
| 介護・介護予防の企業 | 運動のプログラムの企画と指導。高齢者の運動 | 300〜400万円 | 少し使う |
| 保険の営業 | 健康の知識と対人 | 固定+歩合 | 離れる |
| 営業事務・受付 | 会員の管理と対応の正確さ | 280〜330万円 | 離れる。線は営業事務に未経験で転職するに書いた |
| 企業の福利厚生・健康管理の担当 | 社員の健康の施策の企画 | 350〜450万円 | 離れる |
| フィットネスの本部・企画 | 店舗の運営を知る側。商品と店舗の企画 | 350〜450万円 | 離れる |
| スポーツ用品の販売・営業 | 商品と体の知識 | 300〜400万円 | 少し使う |
| 教育・研修の講師 | 人前で教える力 | 300〜400万円 | 少し使う |
理学療法士が企業に移る先と重なる部分が多く、線は理学療法士・作業療法士の一般企業への転職に書いた。健康経営と産業保健と介護予防は、トレーナーもPTも通る。
フィットネスの中で変える選択
| 選択 | 中身 |
|---|---|
| 大手のジムの正社員 | 業務委託と個人店より給与と制度が整う。異動と本部への道 |
| パーソナルジムの店長 | 店舗の運営。年収が上がる。数字の責任 |
| 医療と介護のリハとトレーナー | 病院とクリニックと介護施設の運動の指導。日勤。資格(健康運動指導士)で |
| 企業のフィットネスの担当 | 企業の中の施設とプログラム。平日の日中 |
| 独立 | パーソナルジムの開業。集客と経営 |
辞めたい理由が今の店(ノルマ・シフト・人間関係)なら、業界の中で変える方が早い。体を使う仕事そのものを離れたいなら、異業種へ。
ここまでのまとめ
・入会と継続の数字は営業とカスタマーサクセスの経験
・通る先は法人営業・カスタマーサクセス・健康経営・人材・営業事務
・ほぼ全部の先で同じか上がる
年収の現実
| 先 | トレーナー(250〜350万円)と比べて |
|---|---|
| 医療機器と健康機器の営業 | 上がる。400〜500万円 |
| 法人営業、カスタマーサクセス、健康経営、人材、企業の福利厚生、フィットネスの本部 | 上がる。350〜450万円 |
| 介護予防の企業、スポーツ用品、講師 | 同じか少し上 |
| 営業事務と受付 | 同じ。早朝と夜と土日がなくなる |
トレーナーの年収は業界の中で低い。ほぼ全部の先で同じか上がる。
資格の扱い
| 資格 | 判断 |
|---|---|
| トレーナーの民間資格(NSCA・NESTAなど) | フィットネスの中で。異業種では加点になりにくい。健康経営と健康機器では少し評価 |
| 健康運動指導士・健康運動実践指導者 | 健康経営、産業保健、医療と介護のリハで評価 |
| 介護予防運動指導員 | 介護予防の企業と介護施設で |
| 栄養の資格 | 健康経営と物販で |
| MOS・簿記3級 | 事務に行くなら |
資格より、入会と継続の数字の訳し方の方が決まる。
志望動機の型と例文
型は3つの文。1.ジムの経験のうち、その職種で使える物を訳して、数字で。2.なぜ現場の外で、その職種か。3.その会社で何をするか。「体力」「ノルマ」「シフト」は書かない。
カスタマーサクセスの例。「スポーツジムで◯年、月◯人の入会のカウンセリングと、◯人の会員の継続の管理を担当し、退会率を◯%から◯%に下げました。目的を聞いて計画を作り、続けてもらう経験を、サービスを使い続けてもらうカスタマーサクセスで使いたいと考え、貴社を志望しました。会員の動機を保ってきた経験を、顧客の定着と活用の支援に活かしたいと考えています」。
健康経営の企業の例。「パーソナルトレーナーとして◯年、◯人の会員のプログラムの作成と指導を担当し、企業の社員向けの運動のセミナーを◯回実施しました。個人の指導から、企業の社員の健康を組織として支える側に立ちたいと考え、貴社の健康経営の事業を志望しました。運動の指導と動機付けの経験を、社員の健康のプログラムに使いたいと考えています」。
面接で聞かれること
| 質問 | 答え方 |
|---|---|
| なぜトレーナーを辞めるか | 店の悪口を言わない。「入会と継続と指導の経験を、◯◯の立場で使いたい」を事実で |
| 数字 | 入会数、成約率、継続率、売上を具体で |
| 体を使わない仕事に合うか | 「長く働くために選んだ。指導で培った説明と動機付けの力は、机の仕事で活きる」 |
| 平日の日中と土日休みに合うか | 「生活のリズムを変える準備はしている」 |
| PC | 会員管理のシステムとExcelとSNSの運用の経験を言う |
| 業務委託の期間 | 「売上を自分で作った経験。◯万円の売上を◯年続けた」と、営業の実績として |
辞める時期
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 担当の会員の引き継ぎ | パーソナルの担当の会員を他のトレーナーに引き継ぐ。1〜2か月 |
| 繁忙期 | 新年(1月)と春(4〜5月)と夏前(6〜7月)は入会が多い。避ける |
| 業務委託の契約 | 契約書の解約の条項。予告の期間を守る |
| 申し出 | 正社員は就業規則の期間。シフトの作成の前に |
| 引き止め | 「会員が待っている」。引き継ぎを約束して、退職日は動かさない |
| 在職中に動く | 日中の空き時間に面接を入れやすい。在職中に決める |
年齢の線
| 年齢 | 判断 |
|---|---|
| 20代 | 全部。法人営業、カスタマーサクセス、人材、健康機器の入口が広い |
| 30代前半 | 法人営業、カスタマーサクセス、健康経営、人材、企業の福利厚生、フィットネスの本部 |
| 30代後半 | 健康経営、介護予防、フィットネスの本部、営業事務、講師。店長の経験があれば店舗の管理 |
| 40代 | 介護予防、健康経営、フィットネスの管理、講師、営業事務。異業種の未経験は狭い |
スポーツ業界に未経験で入る入口と年収はスポーツ業界に未経験で転職する現実に書いた。
よくある質問
業務委託のトレーナーの経験は転職で通るか
通る。雇用形態を正直に書いた上で、売上と担当会員数と継続率を数字で書く。自分で売上を作った経験は、営業の実績として強い。
トレーナーから健康経営の企業に行く人は多いか
増えている。企業の健康経営の需要が増え、運動の指導と動機付けの経験を採る企業がある。健康運動指導士があれば強い。
トレーナーを辞めて後悔する人は
会員の変化を見る手応えを、事務と営業に移って失った人だ。手応えを残したいなら、健康経営とカスタマーサクセスと介護予防を選ぶ。
転職の資料をLINEで無料配布中
トレーナーの経験を訳す表(数字の欄つき)、通る転職先の表(12の先の年収と体)、フィットネスの中で変える選択の表、志望動機の型と面接の6つの質問の答え、辞める時期の表を公式LINEで無料配布している。体を動かすことしかできない、ではなく、入会と継続の数字で出す。

