転職フェアの案内が来た。行くべきか。行って何をするのか。服装は。エージェントとどう違うのか。50代でも行っていいのか。
先に言う。転職フェアは、行く目的を決めた人には価値があり、何となく行く人には時間の無駄だ。価値は3つ。会社の人と直接話せる、書類で落ちる会社に顔で入れる、1日で10社の空気を見られる。服装はスーツか、それに近い格好。回る会社を3〜5社に絞り、聞くことを決めて行け。実態、価値がある人、価値がない人、回り方、服装、年代の使い方、業界のフェア、エージェントとの違い、失敗する人、行った後を書く。
先に一文で。転職フェアは大手の求人サイトの大規模なフェアと業界と職種の特化のフェアと自治体の合同の説明会があり参加の会社は中堅と人手の足りない業界が多いと知った上で、会社の人と直接話せることと書類で落ちる会社に顔で入れることと1日で10社の空気を見られることを目的に、事前に参加の会社を見て3〜5社に絞って聞くことを3つ決め、スーツかそれに近い格好で履歴書を3〜5部持って行き、30代以降は経験を1分で言い、エージェントで求人を並べてフェアで空気を確かめる形で併用し、行った後は3日以内に応募かお礼の連絡をするのが正解だ。
この記事の要点
- 目的を決めた人には価値がある。何となく行く人には無駄
- 価値は3つ。直接話せる、顔で入れる、1日で10社を見る
- 3〜5社に絞り、聞くことを3つ決め、スーツで行く
- エージェントで求人を並べ、フェアで空気を確かめる
転職フェアの実態
| 種類 | 中身 | 参加の会社 |
|---|---|---|
| 大手の求人サイトが主催する大規模なフェア | 大阪と東京と名古屋と福岡で年に数回。100〜300社 | 中堅、人手の足りない業界(IT・営業・介護・建設・製造・販売)、東京と大阪の企業の支店。大手の本社は少ない |
| 業界と職種の特化のフェア | エンジニア、看護師、介護、保育、福祉、女性、30代と50代 | その業界の会社と施設。人手が足りない業界が多い |
| 自治体とハローワークの合同の説明会 | 地元の会社。無料。Uターンと移住の相談も | 地元の中小と中堅 |
| 入場 | 無料。予約制の物と当日の物 | |
| その場の選考 | 面接の案内、書類の受け取り、一次の免除の案内がある会社も |
大阪の転職フェアは規模が東京に次いで大きく、30代と50代とエンジニアと看護師と介護と保育の特化のフェアもある。
行く価値がある人
| 人 | なぜ |
|---|---|
| 書類で落ち続けている人 | 年齢と経歴を書類で見られる前に、顔で経験を言える。フェアで話した人は書類の通過率が上がる。線は40代の書類が通らない理由と直し方に書いた |
| 業界と会社の空気を知りたい人 | 求人票と口コミで分からない社風と仕事の中身を10分の会話で |
| 地方から都市に出る人 | 1日で10社を回れる。上京と大阪に出る前に業界を比べる |
| 30代と40代と50代 | 年齢の壁を顔で越える。経験を1分で言う |
| 未経験の職種の入口を探す人 | 人手の足りない業界のブースで、未経験の入口と研修を直接聞ける |
価値がない人
| 人 | なぜ |
|---|---|
| 条件の合う求人を既に見つけている人 | 応募した方が早い |
| 大手の本社の求人だけを見たい人 | フェアの参加は中堅と人手の足りない業界が多い。大手は採用ページとエージェント |
| 何となく行く人 | 会社のブースで話が続かず、アンケートを書いて帰る |
| 経験を1分で言えない人 | 準備してから行く |
回り方
| 順 | 中身 |
|---|---|
| 1 | 事前に参加の会社の一覧を見て、3〜5社に絞る。業界と職種と年収と勤務地で |
| 2 | 絞った会社の採用ページを読み、聞くことを3つ決める。「この職種の1日の仕事」「未経験の研修」「年収の幅と昇給の実績」 |
| 3 | 会場では絞った会社から回る。空いている時間(開場の直後と終わりの1時間)に長く話せる |
| 4 | 経験を1分で言う。前職の職種と年数と実績(数字)と、この会社で何をしたいか |
| 5 | その場で面接の案内と書類の受け取りがあれば受ける。一次の免除の案内は確かめて受ける |
| 6 | 絞った会社の後に、余った時間で2〜3社を見る。知らなかった業界の入口が見つかることがある |
| 7 | アンケートと登録は自分の判断で。主催の求人サイトの登録は断ってもいい |
服装と持ち物
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 服装 | スーツか、ジャケットと襟のあるシャツと落ち着いた色のパンツかスカート。「私服可」でもこの基準 |
| 避ける格好 | 私服。新卒のリクルートスーツ(30代以降)。派手な色 |
| 靴と鞄 | 革靴かそれに近い物。A4の書類が入る鞄 |
| 夏 | 上着を手に持って入り、ブースで着る |
| 持ち物 | 履歴書と職務経歴書を3〜5部、筆記具、メモ、名刺があれば名刺 |
| 履歴書 | その場で渡す会社と後で送る会社がある。聞かれたら渡す |
30代と40代と50代の使い方
| 年代 | 使い方 |
|---|---|
| 30代 | 未経験の職種の入口を直接聞く。経験の訳し方を会社の人に確かめる |
| 40代 | 書類で落ちる前に経験を顔で言う。管理職と専門職の求人を持つ中堅のブースを絞る |
| 50代 | 年齢を見られる前に「何ができるか」と「いつまで働くか」を1分で言う。人手の足りない業界(施工管理・設備の管理・介護・ドライバー・警備)のブースで正社員の求人を直接聞く。50代の大阪の転職の現実は50代の転職は大阪で決まるかに書いた |
| 共通 | 経験を1分で言う準備。実績を数字で。「この会社で何をしたいか」を1つ |
業界と職種のフェア
| フェア | 中身 |
|---|---|
| エンジニア | 受託とSESと自社開発が並ぶ。SESは研修と案件と単価の差をその場で聞く |
| 看護師 | 病院とクリニックと施設が並ぶ。夜勤の回数と有給と寮をその場で聞く |
| 介護と福祉 | 特養と有料と訪問とデイが並ぶ。配置と夜勤の回数と資格の支援を聞く |
| 保育士 | 園が並ぶ。方針と配置と持ち帰りと借り上げの社宅を聞く |
| 女性 | 制度(育休・時短・リモート)の実績を聞く |
| 30代と50代 | 年齢の枠で採る会社が集まる。数で回れる |
エージェントとの違いと併用
| 転職フェア | エージェント | |
|---|---|---|
| できること | 会社の人と直接話す。社風と仕事の中身を確かめる。顔で入る | 条件に合う求人を非公開も含めて出す。書類と面接の準備。年収の交渉 |
| 求人 | 参加の会社に限る。中堅と人手の足りない業界 | 幅が広い。大手と本社も |
| 費用 | 無料 | 無料 |
| 併用 | エージェントで求人を並べ、フェアで空気を確かめる。両方に出ている会社は面接の前にフェアで話す | |
| 経路 | フェアで直接の応募の案内を受けた会社は直接で、エージェント経由の会社はエージェントで。二重にしない |
エージェントを何社使うかの線は転職エージェントは何社併用するかに、大阪のエージェントの使い方は大阪の転職エージェントの使い方に書いた。フェアは、その補助として使う。
失敗する人
| 失敗 | 中身 |
|---|---|
| 何となく行く | 話が続かず、アンケートを書いて帰る |
| 全部のブースを回る | 疲れて、絞った会社で話す力が残らない |
| 私服で行く | 自分が浮いて話しにくい。その場の面接の案内を受けられない |
| 経験を1分で言えない | 会社の人が次の人に移る |
| その場の登録を全部する | 主催の求人サイトとエージェントから連絡が来続ける。自分の判断で |
| 行った後に動かない | 3日以内に応募かお礼の連絡をしないと、会社の人は忘れる |
行った後の動き方
| 順 | 中身 |
|---|---|
| 1 | 当日の夜に、話した会社と人と聞いたことをメモに残す |
| 2 | 3日以内に、応募する会社に応募するか、お礼の連絡をする。「◯日のフェアで◯◯さんにお話を伺った◯◯です」 |
| 3 | その場で面接の案内を受けた会社は、日程を返す |
| 4 | エージェント経由で応募する会社は、フェアで話したことを担当に伝える |
| 5 | 応募しない会社の登録と連絡は、断りの連絡を1本入れて止める |
よくある質問
転職フェアで話した会社に、後で書類で落ちることはあるか
ある。フェアで話しても、書類と面接の選考は別だ。ただし、フェアで話した人は書類の通過率が上がり、面接で「フェアでお話しした」と言えると印象が違う。フェアで話した内容を書類の志望動機に入れる。
在職中に平日のフェアに行けない
大手のフェアは土日の開催が多い。平日のフェアは有給で行くか、業界の特化のフェアの夜の部を探す。オンラインのフェアもあり、会社の人と画面で話せるが、顔で入る効果は対面より薄い。
地方の自治体の合同の説明会は行く価値があるか
ある。Uターンと移住を考える人は、地元の中小と中堅の会社の人と直接話せ、移住の相談の窓口も同じ会場にあることが多い。求人票に出ない地元の会社の空気を1日で見られる。地方の転職の探し方の全体は別記事に書いた。
転職の資料をLINEで無料配布中
転職フェアの行く価値の判定表、回り方の7つの順番、服装と持ち物の一覧、年代別の使い方、エージェントとの併用と経路の分け方、行った後の3日の動き方を公式LINEで無料配布している。目的を決め、3〜5社に絞り、聞くことを決めて行く。


