今の会社を辞めたら、少し休みたい。3年、休まず走った。だが、休んだら転職に不利になるのではないか。貯金はいくら要るのか。どのくらいなら、休んでいいのか。

先に言う。転職の間に休むなら、3か月までが線だ。空白3か月は説明が要らない。半年を超えると理由を聞かれる。貯金は、休む月数+転職活動3か月の生活費と、税と保険料だ。休んでいい期間、貯金の計算、休み方の順番2つ、入社日を延ばす頼み方、空白の説明、休む間にやること、手続き、体調が理由の場合、長引く人を書く。

先に一文で。転職の前に休むなら空白が3か月までなら面接で説明を求められにくく半年を超えると理由が要り1年で不利が出るので3か月を線にし、貯金は休む月数と活動3か月の生活費に住民税・国保・国民年金の月4〜6万円を足した額(生活費20万円なら150万円前後)で、先に内定を取って入社日を1〜2か月延ばして休む形なら空白も説明も要らず貯金も少なくて済み、休んでから探すなら空白は期間とやったこと1つで説明し、休む間は生活のリズムと体調と次の職種の決定に使うのが正解だ。

この記事の要点

  • 3か月までは説明不要。半年で理由、1年で不利
  • 貯金は休む月数+活動3か月+税と保険料
  • 内定を取ってから入社日を延ばして休むのが一番安全
  • 空白は期間とやったこと1つで説明

休んでいい期間の線

空白見られ方
1〜3か月普通。退職と入社の間として説明不要
3〜6か月聞かれることがある。1文で答えられれば問題ない
6か月〜1年聞かれる。何をしていたかの答えが要る
1年超書類の通過率が下がり始める。理由と、その間の活動が要る

休みたいなら、3か月を線にする。空白の説明の型は職歴の空白期間の説明の仕方に書いた。

貯金の計算

項目例(生活費20万円、3か月休んで3か月活動)
生活費20万円×6か月=120万円
住民税前年の所得で決まる。月1万5,000円×6か月=9万円
国民健康保険月2〜3万円×6か月=15万円前後
国民年金月1万7,000円×6か月=10万円
転職活動の費用5〜10万円
合計160万円前後

失業保険は、自己都合なら退職から2〜3か月は入らない。休んでいる間は求職活動をしていないと受給できないので、休む期間は失業保険を当てにしない。転職活動全体の貯金の考え方は転職活動に貯金はいくら必要かに書いた。

休み方の順番2つ

順番中身貯金空白
A.内定を取ってから、入社日を延ばして休む在職中に転職活動→内定→入社日を1〜2か月後に→退職→休む→入社休む月数分の生活費と保険料だけ履歴書上は退職日と入社日の間。説明不要
B.退職してから休んで、探す退職→休む→転職活動→内定→入社休む月数+活動3か月休んだ期間+活動期間。説明が要ることがある

Aを勧める。内定がある状態で休むと、休みが休みになる。Bは、休んでいる間も「決まっていない」不安が消えず、休みが休みにならない。Bを選ぶなら、休む期間を先に決めて(例えば2か月)、その日が来たら活動を始めると決めておく。

入社日を延ばして休む頼み方

内定が出た直後に頼む。

内定をいただき、ありがとうございます。入社日についてご相談です。現職の退職が◯月◯日で、その後に◯週間ほど期間を空けて、◯月◯日の入社にしていただくことは可能でしょうか。転居と、入社に向けた準備の時間として使いたいと考えています。

「休みたい」とは言わなくていい。「準備の時間」で足りる。1〜2か月は通ることが多い。3か月を超えると難しい。延ばせる線は入社日の調整はいつまで延ばせるかに書いた。

休んでから探す時の空白の説明

聞かれ方答え
退職から今まで何をしていたか「◯か月、休養と次の職種を決める期間にしていました。その間に◯◯をしました」
なぜすぐに転職活動をしなかったか「前職で◯年、休まず働いたので、一度体調と生活を整えてから次を決めたいと考えました」
休んでいて、また辞めたくなったらどうするか「休んだことで、自分が続けられる働き方の線が分かりました。それが◯◯です」

やったことを1つ添える。資格の勉強、生活のリズムの立て直し、職種の調査、短期のアルバイト。「疲れたので休んでいました」だけだと、次も疲れたら休む人と見られる。

休む間にやること、やらないこと

やることやらないこと
生活のリズムを戻す。朝起きて、日中に動く昼夜が逆転する
体調を整える。健康診断、歯科全部を後回しにする
次の職種を1つ決める。前の会社で崩れた原因を1つ特定する何も決めずに休みを延ばす
貯金の残高を月に1回見る見ないで使う
休みの終わりの日を決める決めない

休みの終わりの日を決めることが、一番効く。その日が来たら、決まっていなくても活動を始める。

手続き

手続き中身
健康保険任意継続か国民健康保険。退職から20日以内(任意継続)か14日以内(国保)
年金国民年金に切り替え。14日以内
住民税6〜12月退職なら普通徴収の納付書が届く
失業保険休んでいる間は受給できない(求職活動が条件)。活動を始める時に手続き。受給期間は退職から1年なので、休みが長いと日数を使い切れないことがある

空白期間の社会保険の選び方は転職の空白期間の社会保険はどうするかに書いた。

体調が理由の休みは別の線

眠れない、食べられない、朝に体が動かない状態で辞めた人は、「休みたい」でなく治療が先だ。期間を3か月と決めず、医師の判断で決める。失業保険は、病気で働けない期間は受給期間の延長ができる。この場合の空白は、面接で「体調を崩して治療していた。今は回復して働ける」と事実で言えば通る。

休みが長引く人の特徴

特徴直し方
終わりの日を決めていない今日、決める
次の職種が決まっていない休みの最初の2週間で決める
貯金の残高を見ていない月1回見る。残高が生活費3か月分を切ったら活動を始める
昼夜が逆転している朝の予定を1つ入れる
「もう少し休めば動ける」と思っている動けるようになるのは、動き始めた後だ

3か月の休みが半年になり、半年が1年になる人は、終わりの日を決めていない。

よくある質問

有給消化の期間を休みに使えば、空白なしで休めるか

使える。有給が20日あれば、最終出社日から退職日まで1か月休める。在籍中なので空白にならず、給料も出る。休みたい人は、有給を使い切ってから辞める。

休んでいる間に、失業保険をもらいながらでは休めないか

失業保険は、求職活動をしていることが条件だ。休みながら受給すると、認定日の申告で虚偽になる。休むなら受給せず、活動を始めてから手続きする。受給期間は退職から1年なので、休みが長いと日数を使い切れないことがある。

休んだ後に、前の職種に戻る気がなくなった

休みの効果だ。次の職種を決める時間として使えている。未経験の職種に移るなら、その分の活動期間を長く見る。

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