退職
引き継ぎ
ひきつぎ
退職や異動の前に、担当業務を後任や残るチームへ引き渡す作業のこと。業務の手順・関係者・進行中の案件を、資料と説明で渡していく。
よくある誤解
「引き継ぎが終わるまで辞められない」は、退職の場面で最も使われる嘘の一つだ。退職の権利と引き継ぎの完了は法的に紐付いていない。あなたが負っているのは誠実に協力する義務までで、後任が育つまで面倒を見る義務ではない。後任の不在は会社の人事の問題であって、あなたの退職日を延ばす根拠にはならない。
実務でどう関わるか
実務の要点は、人ではなく資料に引き継ぐことだ。業務一覧・手順・関係者・年間の期限・進行中案件・過去のトラブル対応を文書化し、上司に共有した記録(メール送信)を残す。これで誠実さの証明は完成する。日程面では、引き継ぎ完了日を先に決め、そこから退職日までを有給消化に充てる形で、退職を切り出す時にセットで提示する。後出しにすると有給が引き継ぎに食われる。
