退職
有給消化
ゆうきゅうしょうか
退職までの期間に、残っている年次有給休暇をまとめて取得すること。最終出社日から退職日までを有給で埋める形が典型になる。
よくある誤解
「忙しいから有給消化は無理と言われた」で諦める人が多いが、有給の取得は労働者の権利で、会社にあるのは時季変更権(別の日への変更を求める権利)だけだ。そして退職日以降に変更できる日は存在しないから、退職時の有給消化に対して時季変更権は実質使えない。つまり、退職前の有給消化を会社は原則拒めない。買い取りは義務ではないから、消化できる日程を先に組む方が確実になる。
実務でどう関わるか
実務の手順は3つ。1つ、就業規則ではなく自分の有給残日数を給与明細や人事システムで正確に把握する。2つ、退職を切り出す前に、引き継ぎ完了日+有給消化期間+退職日の日程を組んでおく。3つ、切り出す時にその日程をセットで提示する。「◯日までに引き継ぎを終え、△日から有給を消化し、□日付で退職します」。この形で伝えると、消化の交渉ではなく日程の確認になる。
