前の会社に戻りたい。辞めてから2年、外で働いて分かった。前の会社の方が合っていた。だが、辞めた会社に「戻りたい」と言うのは恥ずかしい。誰に、どう言えばいいのか。戻れるのか。待遇はどうなるのか。

先に言う。出戻りの連絡は、当時の上司か人事に、メールで、辞めた理由と戻りたい理由を1つずつ書いて送る。恥ずかしいと思う必要はない。会社側は、教育の要らない人を歓迎する。誰に、手段、例文3つ、言うこと、志望動機、待遇、選考、断られた時、戻った後、戻らない方がいい場合を書く。

先に一文で。出戻り転職は当時の上司か人事かアルムナイ窓口にメールで、辞めた理由・外で得た物・戻りたい理由を1つずつ書いて相談の形で送り、志望動機は辞めた理由を否定せず外で得た物を前の会社でどう使うかで書き、待遇は中途採用として改めて決まるので前と同じを最初から求めず、選考は通常通りある前提で準備し、断られたら他の応募先に切り替え、戻った後の最初の1年は「また辞める人」と見られる前提で動くのが正解だ。

この記事の要点

  • 当時の上司か人事にメールで相談の形
  • 辞めた理由・外で得た物・戻りたい理由
  • 待遇は中途採用として決まる
  • 選考はある前提で準備

誰に最初に連絡するか

相手向く場合
当時の直属の上司(今も在籍)関係が悪くなかった。一番早い。上司が人事に話を通す
当時の上司の上司直属が異動や退職でいない
人事上司との関係が薄い、または上司が原因で辞めた
アルムナイ制度の窓口退職者の再雇用制度がある会社。制度の流れに乗る
当時の同僚最初の連絡先にはしない。中の様子を聞く相手として

会社側が出戻りをどう見ているかは出戻り転職はありなのかに書いた。受け入れる会社は増えている。

連絡の手段

メールが基本だ。相手が読む時間を選べて、辞めた理由と戻りたい理由を整理して書ける。上司と今も連絡を取っている関係なら、電話やLINEで「一度相談したい」と切り出してから、メールで中身を送ってもいい。いきなり応募書類を送らない。

例文1。当時の上司宛

件名 ご相談(山田太郎・◯年◯月まで営業部に在籍)

>

◯◯部長

>

ご無沙汰しております。◯年◯月まで営業部でお世話になった山田太郎です。
退職後は◯◯株式会社で法人営業を2年担当し、◯◯の業界の顧客を開拓してきました。
外で働く中で、◯◯(前の会社の仕事の中身・体制・人)の価値を改めて感じ、もし可能であれば、貴社に戻って働きたいと考えるようになりました。
退職の際にはご迷惑をおかけしたにもかかわらず、このようなご相談をすることをお許しください。
再雇用の可能性があるかどうか、一度お話しさせていただけますでしょうか。

>

山田太郎
電話番号・メールアドレス

例文2。人事宛

件名 再雇用のご相談(山田太郎・元営業部)

>

人事部 ◯◯様

>

◯年◯月まで営業部に在籍していた山田太郎と申します。
退職後は◯◯株式会社で法人営業を2年担当しております。
貴社での経験と、退職後に得た◯◯の経験を合わせて、改めて貴社で働きたいと考え、ご連絡いたしました。
退職者の再雇用の制度や、現在の中途採用の募集について、お話を伺うことは可能でしょうか。

>

山田太郎

例文3。アルムナイ制度の窓口宛

件名 アルムナイ採用への応募について(山田太郎)

>

◯年◯月まで営業部に在籍していた山田太郎です。
アルムナイ採用の制度を拝見し、応募を検討しております。
現在は◯◯株式会社で◯◯を担当しており、◯◯の経験を貴社で活かしたいと考えています。
応募の手順と、現在募集中の職種を教えていただけますでしょうか。

切り出す時に言うこと

言うこと中身
辞めた時の理由1文。否定しない。「◯◯をやりたくて外に出た」
外で得た物具体で。「◯年、◯◯を担当し、◯◯の経験を得た」
戻りたい理由前の会社の何が良かったか、1つ。人・仕事の中身・体制
迷惑をかけたことへの一言1文。長く謝らない

「やはり前の会社が良かった」だけでは、外で何も得ていない人に見える。「外で得た◯◯を、前の会社の◯◯で使いたい」の形にする。

志望動機の書き方

正式な応募になれば、履歴書と職務経歴書を出す。志望動機はこう書く。

◯年◯月まで貴社の営業部で◯年、◯◯を担当していました。◯◯の経験を積みたく退職し、◯◯株式会社で2年、◯◯の業界の法人営業を担当しました。外で働く中で、貴社の◯◯(顧客との関係の作り方・チームの体制)が自分の働き方に合っていたことと、外で得た◯◯の経験が貴社の◯◯で使えることに気づき、改めて志望しました。前回は◯年で退職しましたが、今回は◯◯を長く担う覚悟で応募しています。

辞めた理由を否定せず、外で得た物を前の会社でどう使うかを書く。会社側が見ているのは、また辞めないかと、外で何を得たかの2つだ。本音からの作り方は志望動機は本音で言っていいかに書いた。

履歴書の職歴欄には、前の在籍と、外の会社を時系列で書く。同じ会社名が2回出ることは、隠さなくていい。書き方は転職の履歴書の職歴欄の書き方に書いた。

待遇

項目実際
等級・役職中途採用として改めて決まる。前と同じとは限らない
年収外での経験を含めて決まる。上がることも下がることも
退職金の勤続年数原則リセット。通算する会社もあるので確かめる
有給入社6か月後に付与(前の在籍は数えない会社が多い)
試用期間付く会社と付かない会社がある

「前と同じ条件で」と最初から求めない。条件は内定が出た後に、他の中途採用と同じ形で確かめる。

選考はあるか

会社選考
アルムナイ制度がある制度の流れ。面接1〜2回で、書類が省略されることも
制度がなく、上司が推す面接1回で決まることがある。ただし人事の面接はある
制度がなく、通常の中途採用に応募通常の選考。書類、面接2〜3回

選考はある前提で準備する。面接で必ず聞かれるのは、「なぜ辞めたか」と「なぜ戻るか」と「また辞めないか」の3つだ。

断られた時

断られることはある。募集がない、辞めた時の経緯、外での経験が今の会社の求める物と違う。断られたら、「ご検討いただきありがとうございました」で終え、他の応募先に切り替える。前の会社への連絡を、転職活動の中心にしない。並行して他社も受ける。

戻った後に気をつけること

期間起きること
最初の1年「また辞める人」と見られる。前の同僚が上司になっていることもある
最初の3か月前のやり方が変わっている。「前はこうだった」と言わない
戻った直後外の会社の話を、比べる形で言わない

戻った理由を、周りに聞かれたら1文で。「外で◯◯をやって、ここの◯◯が合っていると分かった」。

戻らない方がいい場合

場合理由
辞めた理由が、人か体制で、それが変わっていない同じ理由でまた辞める
今の会社が辛くて、逃げ先として前の会社を見ている前の会社の嫌だった部分を忘れている
前の会社を辞めてから半年未満外で得た物がまだない。会社側も「何も変わっていない」と見る
戻る条件が、前より明らかに悪い外での転職と比べて決める

戻る前に、辞めた時に書いた退職理由を読み返す。それが解決しているなら戻る。解決していないなら、戻らない。

よくある質問

出戻りは恥ずかしいか

会社側は、教育の要らない即戦力として歓迎することが多い。恥ずかしさは自分の中にだけある。外で得た物を持って戻るなら、それは前進だ。

辞めてから何年までなら戻れるか

制度がある会社は、3〜5年以内としている所が多い。制度がなければ、当時の上司や同僚が残っている間。5年を超えると、知っている人が減って、通常の中途採用と変わらなくなる。

前の会社の同僚に、先に戻りたいと相談していいか

中の様子を聞く相手としてはいい。ただし、「戻りたい」と広く言うと、上司や人事に別の経路で伝わる。相談は1人に絞る。

転職の資料をLINEで無料配布中

出戻りの連絡メールの型3つ(上司・人事・制度の窓口)と、戻る前に埋める判定表(辞めた理由は解決したか・外で得た物・条件)を公式LINEで無料配布している。恥ずかしさでなく、判定表で決める。

LINEで無料の資料を受け取る