フリーランスの月収に波がある。多い月と少ない月の差が大きい。少ない月は貯金を崩す。この波はなくせるのか。どうすれば安定するのか。
先に言う。月収の波は、なくせない。だが最低の月が固定費を割らない形にすれば、波は怖くなくなる。波が出る原因3つ、波の大きさの目安と危険な線、ならす4つ、潰れない家計の形、私が波を平らにした順番を書く。
先に一文で。フリーランスの月収の波は単発中心・1社依存・納品の月の偏りで出て、最高月と最低月が3倍以上か最低月が固定費を割ると危険で、月額を足す・納品を分ける・複数社を並行・売上の3割を翌月に回すの4つでならし、固定費を最低月の範囲に収めれば波があっても潰れない。
この記事の要点
- 波の原因は案件の形
- 危険な線は最低月が固定費を割ること
- ならす4つ、月額が一番効く
- 固定費を最低月に合わせる
波が出る原因3つ
| 原因 | 何が起きるか |
|---|---|
| 単発の案件が中心 | 納品した月だけ入る |
| 1社依存 | その会社の発注の波がそのまま自分の波になる |
| 納品と入金の月に偏る | 複数の案件の納品が同じ月に重なる |
3つとも、案件の形の問題だ。努力の量の問題ではない。1社依存の危なさは月収30万のフリーランスが一番危ない理由に書いた。
波の大きさの目安と危険な線
| 線 | 中身 | 問題の種類 |
|---|---|---|
| 最高月と最低月の差が3倍以上 | 形の問題 | 案件の形を変える |
| 最低月が固定費を割る | 生活の問題 | 貯金を崩す月が出る |
最低月が固定費を割ると、貯金を崩す月が出て、続くと安い案件を受けるようになる。最低月が固定費を上回っていれば、波は大きくても潰れない。仕事が途切れた時の不安はフリーランスの仕事が途切れた時の不安に書いた。
波をならす4つ
| やること | 中身 | 効き方 |
|---|---|---|
| 月額の収入を足す | メンバーシップ、顧問、保守のような毎月入るもの | 一番効く |
| 納品を月ごとに分ける | 大きな案件を分割して納品と請求を分ける | 偏りが減る |
| 複数社を並行させる | 1社の波を他で埋める | 依存が減る |
| 売上の3割を翌月の生活費に回す | 入った月に使い切らない | 生活の波が減る |
4つのうち、月額を足すのが一番効く。収入源の分け方はフリーランスの収入源を複数にする作り方に書いた。
波があっても潰れない家計の形
固定費を、最低月の範囲に収める。
最低月が20万なら、固定費を20万以下にする。最高月の額で固定費を組むと、最低月に崩れる。最低月で組めば、最高月は貯金と投資に回る。老後の備えはフリーランスの老後資金はいくら要るかに書いた。
私が波を平らにした順番
私は独立した最初の頃、単発の案件が中心で、月によって倍も半分もあった。
最初に足したのは月額だった。メンバーシップの月額が、最低月の底を上げた。次に、複数の案件を並行させた。1つが切れても半分残る形にした。最後に、売上の3割を翌月に回す習慣を作った。
波はまだある。だが最低月が固定費を割らなくなった。それだけで、波は怖くなくなった。
よくある質問
Q. 波はなぜ出るか
単発中心、1社依存、納品の月の偏り。案件の形の問題。
Q. どこからが危険か
最高月と最低月が3倍以上、最低月が固定費を割る。
Q. どうならすか
月額を足す、納品を分ける、複数社を並行、売上の3割を翌月に。月額が一番効く。


