初回の打ち合わせで、何を聞けばいいのか。聞き忘れて、後から修正が増える。相手の話を聞くだけで終わって、条件が決まっていない。聞き漏らしは、全部修正になって返ってくるんよ。
先に言う。初回の打ち合わせで聞き漏らしたことは、全部修正になって返ってくる。目的、最終の確認者、参考、避けたい物、期限、予算。この6つを聞かずに始めるな。10項目、聞く順番、聞きにくいことの聞き方、後に送るメール、修正になる仕組み、事前の質問票を書く。私はディレクターとして打ち合わせを重ねてきた。
先に一文で。フリーランスの初回打ち合わせでは目的、誰に向けた物か、最終の確認者、参考にする物、避けたい物、使う場所、納期と中間の確認、予算、修正の回数、支払日の10項目を聞き、予算は額ではなく範囲で聞き、聞いた内容をその日のうちにメールで送って確認をもらうことで、聞き漏らしが修正になって返ってくるのを防ぐのが正解だ。
この記事の要点
- 聞くのは10項目
- 6つは聞かずに始めない
- 予算は範囲で聞く
- その日のうちにメールで確認する
聞くこと10項目
| 項目 | 聞き方 | 聞かないと起きること |
|---|---|---|
| 1. 目的 | この物で、何が起きればいいか | 方向から直す |
| 2. 誰に向けた物か | 見る人、使う人は誰か | 相手の想定とずれる |
| 3. 最終の確認者 | 最後に決めるのは誰か | 人ごとに違う修正が来る |
| 4. 参考にする物 | 近い物、好きな物 | 好みが分からない |
| 5. 避けたい物 | 嫌な物、過去に合わなかった物 | 地雷を踏む |
| 6. 使う場所 | どこで、どう使うか | サイズや形式が合わない |
| 7. 納期と中間の確認 | いつまでに、途中で見せる日 | 完成後に方向から直す |
| 8. 予算 | 範囲でいい | 値引きの話になる |
| 9. 修正の回数 | 何回まで含めるか | 終わらない |
| 10. 支払日 | いつ払われるか | 振込が遅れる |
聞く順番
- 目的と誰に向けた物か(相手が話しやすい)
- 参考と避けたい物(具体が出る)
- 使う場所と納期(形が決まる)
- 最終の確認者(人が決まる)
- 予算、修正の回数、支払日(条件が決まる)
条件は最後にまとめて聞く。最初に聞くと、相手が身構える。
聞きにくいことの聞き方
| 聞きにくいこと | 言い方 |
|---|---|
| 予算 | ご予算の範囲を先に教えていただけると、範囲に合う形を提案できます |
| 最終の確認者 | 最後にご判断される方は、〇〇さんでよろしいですか。その方にも途中で見ていただけますか |
| 修正の回数 | 修正は2回まで含めています。3回目からは別でお見積もりします |
予算が返らないなら、自分から2〜3の形と額を出して、どれが近いかを聞く。値引きの話にしない方法はフリーランスの値引きの断り方に書いた。
打ち合わせの後に送るメール
聞いた内容を、その日のうちにメールで送る。
- 目的、誰に向けた物か
- 最終の確認者
- 参考、避けたい物
- 納期、中間の確認の日
- 予算、修正の回数、支払日
- これで進めます、の一文
契約書が出ない相手なら、このメールが条件の記録になる。残し方は契約書がない仕事の残し方に書いた。
聞き漏らしが修正になる仕組み
聞かなかったことは、相手の頭の中にだけある。完成した物を見た時に、相手はそれと比べる。ずれた分が修正になる。私はディレクターとして、最初の打ち合わせが浅い案件ほど修正が増えるのを見てきた。修正の止め方はフリーランスの修正は何回までに書いた。
打ち合わせを短くする事前の質問票
打ち合わせの前に、10項目を質問票にして送る。相手が書ける所だけ書いてもらう。打ち合わせは、書けなかった所を聞く時間になる。ディレクターの仕事の中身はWebディレクターとはに書いた。
待つ線と動く線は客から返事が来ない・遅い時の対応に書いた。
よくある質問
Q. 何を聞くか
目的、向ける人、確認者、参考、避けたい物、使う場所、納期、予算、修正、支払日。
Q. 予算の聞き方は
範囲で聞く。返らないなら形と額を出す。
Q. 後は何をするか
その日のうちにメールで確認をもらう。
決める量を減らして働く考え方は、私が運営しているメンバーシップTHINK LESS CLUBで続きを出している。何が読めるかは募集ページに書いてある。中身と向かない人はTHINK LESS CLUBとはに書いた。


