副業を始めて1年目、経費のほうが多かった。赤字だ。この赤字で、給与の税金が戻らないか。経費を増やせば戻るのか。副業の赤字で税金が戻ると思って経費を積む人がいるが、雑所得の赤字は給与と相殺できないんよ。

先に言う。副業の赤字で税金が戻ると思って経費を積む人がいる。雑所得の赤字は、給与と相殺できない。できるのは事業所得だけで、事業と言える形がなければ事業所得にはならない。赤字を作るための経費は、ただの出費だ。相殺できる所得とできない所得、区分の線、危ない経費、赤字の時にやること、雑所得の赤字の扱い、会社との関係、私の扱いを書く。私は会社員の時に副業ブログを続け、所得の区分と帳簿を先に決めていた。

先に一文で。副業の赤字は事業所得なら給与と損益通算できるが雑所得ならできず、区分は継続性と帳簿と収入の規模などから社会通念で判定され帳簿がなく収入が少ない副業は雑所得とされやすいので、赤字を作るための経費は積まず、帳簿を付けて開業届と青色申告の承認申請を検討し経費は使った割合で按分し、判断が難しい所は税務署か税理士で確かめるのが正解だ。

この記事の要点

  • 事業所得の赤字は相殺できる。雑所得はできない
  • 区分は実態で判定される
  • 赤字を作る経費は出費
  • 帳簿を付けて、区分を先に決める

相殺できる所得とできない所得

所得の区分給与との相殺(損益通算)
事業所得できる
雑所得できない。他の雑所得とだけ
不動産所得など一部できる(条件あり)

雑所得の全体は雑所得とはに書いた。

副業が事業所得になるか雑所得になるかの線

見られる所中身
継続性続けて行っているか。1回限りではないか
帳簿付けて保存しているか
収入の規模事業と言える規模か
実態社会通念で事業と言えるか

帳簿がなく収入が少ない副業は、雑所得とされやすい。形を作れば必ず事業所得になるわけではない。判断が難しい所は税務署か税理士で確かめる。

赤字を作るための経費が危ない理由

  • 私的な支出を経費にすると、否認されることがある
  • 事業と言えない形で赤字を出すと、事業所得と認められないことがある
  • 否認されれば、加算税がかかる
  • 雑所得なら、赤字を作っても税金は戻らない

赤字の時にやること

  1. 帳簿を付ける。収入と経費を月に1回
  2. 開業届を出すか決める。開業届はいつ出すべきかに書いた
  3. 青色申告の承認申請を検討する。期限がある。青色申告とはに書いた
  4. 経費の按分を決める。家賃、通信、機材の事業の割合
  5. 翌年に黒字にする形を決める

雑所得の赤字の扱い

  • 他の雑所得とは相殺できる。副業が2つあれば、雑所得の中で合算
  • 給与とは相殺できない
  • 赤字を翌年に繰り越すこともできない(事業所得の青色申告とは違う)

会社にバレるかとの関係

  • 赤字でも、申告をすれば住民税の計算に反映される
  • 事業所得の赤字で給与と相殺すると、住民税が下がって会社に届く額が変わる
  • 就業規則で届け出ているなら、それ自体は問題にならない

申告の要否は副業の確定申告はいくらから必要かに書いた。

私が副業の所得をどう扱ってきたか

私は会社員の時に副業ブログを続けた。赤字で税金を戻す形は取らない。副業は、赤字を作るものではなく、黒字にするものだからだ。経費は事業に使った割合だけ入れる。

よくある質問

Q. 給与と相殺できるか

事業所得ならできる。雑所得はできない。

Q. 事業所得にするには

継続、帳簿、開業届、青色申告の検討。実態で判定される。

Q. 経費を増やすのは問題か

私的な支出は否認される。赤字を作る経費はただの出費。

副業を発信から収入にする裏側は、私が運営しているメンバーシップ裏孔明ノート・Xサロンで出している。何が読めるかと更新の予定は、募集ページに書いてある。プランの違いと向かない人は裏孔明ノート・Xサロンとはに書いた。