一人社長になったら、失業保険も労災も無くなると聞いた。病気やけがで働けなくなったら、どうなるのか不安だ。

一人社長は、原則として雇用保険にも労災にも入れない。ただ健康保険の傷病手当金はあり、労災は条件次第で特別加入できる。会社を辞めて起業するなら、失業保険の受給期間の特例も知っておけ。

この記事の要点

  • 雇用保険と労災は原則入れない
  • 健康保険の傷病手当金はある
  • 労災は条件次第で特別加入できる
  • 失業保険には起業の特例がある

一人社長が入れない保険と入れる保険

保険一人社長の場合
雇用保険社長は原則として入れない。社長として働いた期間の分の失業保険は出ない
労災保険社長は原則として対象外
健康保険と厚生年金役員報酬を払うなら入る。休んで役員報酬が止まった時は、健康保険の傷病手当金がある

保険の違いを知った上で、会社員から1人社長になるまでの段階は、noteの社会不適合者が、1人社長で食べていくまでのロードマップにまとめた。

労災の特別加入と失業保険の特例

制度中身
労災の特別加入代表者1人だけで、ほかの役員も従業員もいない法人は、企業などから業務委託を受ける仕事なら、特別加入団体を通して入れる(2024年11月から)
失業保険の受給期間の特例会社員の時の失業保険の受給資格がある人が、辞めた後に起業すると、事業をしている期間を最大3年、受給期間に数えない。休業や廃業の後に失業保険を受けられる
特例の申請事業を始めた日の翌日から2か月以内に、ハローワークへ出す

役員報酬と社会保険の手続きは一人社長の社会保険の手続きに書いた。

自分での備え方

備え中身
生活費の貯金収入が止まっても暮らせる月数
民間の保険働けない時の収入を補う保険を比べる
小規模企業共済会社を畳んだ時の退職金にあたる

気をつけること

  • 失業保険の特例は申請の期限がある。起業したらすぐハローワークで確かめる
  • 労災の特別加入は、入れる仕事と団体を労働局や特別加入団体に確かめる
  • 保険の中身と条件は、年によって変わる。公式の案内を確かめる

私は育休から復帰した後に会社を辞めて、フリーランスになった。今は4年目になる。

一人社長は守ってくれる保険が減る。だから辞める前に、自分で備える分を先に作るんよ。

会社が合わない人向けの記事は、悩み別に社会不適合者の仕事と生き方まとめに並べた。

1人で食べていく人向けには、一人社長の退職金も書いた。

会社に向いていない内向型が自由に暮らす記録は、私が運営しているメンバーシップ孔明の自由帳で週2本出している。何が読めるかは募集ページに書いてある。中身と向かない人は孔明の自由帳とはに書いた。

よくある質問

一人社長は雇用保険に入れるか

社長は原則として入れない。

一人社長は労災に入れるか

原則は対象外だ。代表者1人だけで、ほかの役員も従業員もいない法人は、企業などから業務委託を受ける仕事なら特別加入できる。

会社を辞めて起業したら失業保険はどうなるか

事業をしている期間を最大3年、受給期間に数えない特例がある。事業を始めた日の翌日から2か月以内にハローワークへ申請する。