法務に転職したい。法律を学びたい、契約書に強くなりたい。だが法学部でない。求人を見ると、経験者と法学部卒ばかり。未経験で入れるのか。

先に言う。法務の未経験求人は、ほぼない。あるのは法務アシスタントと、総務と兼務の中小企業の法務だ。法学部か法律系の資格がないと、入口にも立てない。ビジネス実務法務検定2級を取ってから動け。現実、仕事内容、入口4つ、法学部でない人の道、資格の線、年収、前職の訳し方、面接、落ちる人、年齢、志望動機を書く。

先に一文で。法務の未経験転職は正社員の法務担当の未経験求人がほぼないと知った上で、法務アシスタント・中小企業の総務と兼務の法務・法律事務所のパラリーガルから・営業や総務や人事からの社内異動の4つの入口から選び、法学部でないならビジネス実務法務検定2級を3〜6か月で取って入口に立ち、年収はアシスタント300万円台から担当者400〜550万円で最初の3年は低いと分かり、営業の契約の実務と総務の株主総会と人事の労務の法律を法務の言葉に訳し、「法律を学びたい」でなく「契約の実務で会社を守る」と言うのが正解だ。

この記事の要点

  • 未経験の法務担当の求人はほぼない
  • 入口はアシスタントと総務兼務
  • ビジ法2級を取ってから動く
  • 年収は最初の3年が300万円台

法務の未経験転職の現実

項目中身
求人少ない。1社に数人で、中途は経験者が中心
見られる物法務の経験、法学部卒か法律系の資格、契約の実務に触れた経験
未経験の正社員の法務担当ほぼない
未経験の入口法務アシスタント、総務と兼務、パラリーガルから、社内異動
期間半年〜1年。資格を取る期間を含めると1年以上

法務の仕事内容

仕事中身未経験が触れる順
契約書の審査と作成取引の契約書を読み、リスクを見て修正する。ひな形の作成最初は管理と一次チェック
法律相談への対応現場からの「これは問題ないか」に答える2〜3年目から
コンプライアンス法令の順守の体制、研修、内部通報研修の運営から
株主総会と取締役会招集、議事録、登記総務と兼務の会社で最初から
訴訟と紛争弁護士と連携して対応経験者
知的財産商標と特許の管理会社による
許認可事業に要る許認可の取得と更新総務と兼務で

入口4つ

入口中身その後
法務アシスタント契約書の管理、押印と保管、締結の手続き、簡単な一次チェック2〜3年で担当者へ。会社による
中小企業の総務と兼務の法務総務の中で契約書と規程と株主総会を担当法務の経験として次に売れる
法律事務所のパラリーガルから事務所で書類と手続きを経験し、企業法務へ企業法務の中途採用で評価される
営業や総務や人事から社内で異動契約の実務や規程に関わり、法務への異動を願い出る一番現実的な道の1つ

総務と兼務の入口は、総務の未経験転職と重なる。線は総務に未経験で転職するに書いた。総務で契約書と株主総会を担当し、法務の経験として次に売る形だ。

法学部でない人の道

順やること
1ビジネス実務法務検定2級を取る。3〜6か月。民法と会社法と契約の基礎
2前職で契約に触れた経験を切り出す。営業の契約の締結、購買の契約の交渉、人事の労務の法律
3法務アシスタントか総務兼務の法務に応募する
4入った後に、行政書士か司法試験の予備試験の短答を目指すなら、勉強を続ける
52〜3年で法務の担当者として、次の会社に売る

法学部卒でなくても、契約の実務があれば通ることがある。ないなら、資格で入口に立つ。

資格の線

資格判断
ビジネス実務法務検定2級入口の資格。未経験で意思と基礎を示す。3級では足りない
行政書士法律の体系を学んだ証明。評価される。1年の勉強
司法試験の受験経験予備試験の短答の合格などは、法務の中途採用で評価される
司法書士・弁護士法務担当でなく、有資格者の別の道
TOEIC英文契約を扱う会社で700〜800点以上
知的財産管理技能検定知財の部署で
個人情報保護士少し有利。情報の扱いの基礎

30代40代の資格の選び方は転職に役立つ資格の選び方に書いた。法務は、資格がそのまま入口になる数少ない職種だ。

年収の現実

段階年収
法務アシスタント300〜350万円
総務と兼務の法務(中小企業)350〜450万円
法務の担当者(2〜3年後)400〜550万円
大手・上場企業の法務500〜700万円
法務の管理職700万円以上
企業内弁護士600万円以上から

最初の3年は低い。経験を積めば、転職の市場で強い職種だ。

前職の経験の訳し方

前職訳す先言い方
営業契約の実務「◯社との契約の締結で、条件の交渉と契約書の確認を自分でやった」
総務株主総会と規程「株主総会の準備と議事録、就業規則の改定を担当した」
人事労務の法律「労働基準法と育児介護休業法の改正に合わせて規程を直した」
購買契約の交渉「仕入先との基本契約と個別契約の条件を交渉した」
不動産契約と許認可「売買契約と重要事項説明を担当した」
金融法令の順守「コンプライアンスの研修と点検を担当した」

人事の労務の法律と、購買の契約の交渉は、法務に近い。人事の入口は人事に未経験で転職する現実に、購買は購買・調達に未経験で転職する現実に書いた。法務が難しいなら、この2つから契約と法律に触れる道もある。

面接で聞かれること

質問答え方
なぜ法務か「法律を学びたい」は落ちる。「契約の実務で会社のリスクを減らす仕事をしたい」を、前職の事実から
法学部でないが「ビジ法2級を取り、民法と会社法の基礎を学んだ。前職で契約の実務に触れた」
契約書を読んだことはあるか前職の事実で。読んだ契約書の種類と、何を確かめたか
現場から無理な相談が来たら「法律の線を示して、できる形を一緒に探す。だめと言うだけでは現場が動かない」
地味な仕事(管理・押印)を続けられるか「法務の基礎だと理解している。前職で◯◯を正確に回した」
勉強を続けるか行政書士や予備試験の計画を具体で

落ちる人の特徴

落ちるなぜ
「法律を学びたい」が理由会社は学校でない。会社のリスクを減らす仕事だと言えない
資格も契約の実務もない入口に立てない
法務を「正しさを言う仕事」だと思っている現場と一緒にできる形を探す仕事
アシスタントの仕事を軽く見る契約書の管理と押印は、法務の基礎
1社の法務担当の求人だけ受ける入口の求人(アシスタント・総務兼務)を受けない

30代40代の可否

年齢判断
20代法務アシスタントから入れる。法学部卒なら担当者の求人も
30代前半入れる。ビジ法2級と、前職の契約の実務を訳す。総務兼務の道が現実的
30代後半厳しい。総務兼務か、社内異動。行政書士や予備試験の実績があれば
40代まったくの未経験は入れない。総務や人事の管理職が、法務を兼務する形

志望動機の例文

営業からの例。「法人営業として◯年、◯社との契約の締結で条件の交渉と契約書の確認を自分で行い、契約の条項が取引のリスクを左右することを実務で知りました。契約の側から会社を守る仕事をしたいと考え、ビジネス実務法務検定2級を取得しました。貴社の法務で、営業の現場を知る立場から、現場と一緒にできる形を探す契約の審査を担いたいと考えています」。

総務からの例。「総務として◯年、株主総会の準備と議事録、就業規則の改定、取引先との契約書の管理を担当してきました。法律の基礎を体系的に学ぶためにビジネス実務法務検定2級を取り、行政書士の勉強を続けています。総務で触れた法務の実務を、貴社の法務で専門として深めたいと考えています」。

よくある質問

法務アシスタントから法務担当になれるか

なれる会社と、なれない会社がある。アシスタントの求人で、担当者への登用の実績を聞く。なれない会社なら、2〜3年の経験で、他社の法務担当の求人に応募する。

法務は残業が多いか

契約の締結が集中する期末と、株主総会の前、訴訟や紛争の時に増える。普段は落ち着いている会社が多い。

法務からのその後は

法務の担当者から、法務の管理職、コンプライアンスの責任者、総務の管理職、他社の法務。法務の経験は、転職の市場で強い。企業内弁護士を目指して予備試験を受ける人もいる。

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