個人事業主は、食事も家賃も経費にしているらしい。会社員は給料から全部引かれるのに、ずるくないか。独立すれば税金が安くなるのか。経費で得をする話だけが目に入ると、そう見えるんよ。

先に言う。個人事業主は経費で落とせてずるい、と思う会社員は、給与所得控除を知らない。会社員にも、何も出さずに引ける経費の枠がある。経費は、使ったお金が戻る魔法じゃない。払った分の一部の税金が減るだけだ。ずるく見える理由、会社員の経費の枠、経費の実際、個人事業主が払っているもの、得をする形と損をする形、独立を考える人が見る所を書く。私は4回転職して、今はフリーランス4年目だ。

先に一文で。個人事業主の経費がずるく見えるのは食事や家賃の話と税金の安さだけが見えるからで、会社員にも給与所得控除という経費の枠があり、個人事業主の経費は事業に実際に払ったお金でその分にかかる税金の一部が減るだけで私用は入れられず、国民年金と国保を全額自分で払い事業税もかかるので、経費だけで比べずに手元に残る額で比べるのが正解だ。

この記事の要点

  • 会社員にも、給与所得控除という経費の枠がある
  • 経費は、税金の一部が減るだけ
  • 事業に使った分だけ。私用は違反
  • 年金と保険を全額自分で払う

ずるく見える理由

見える話実際
食事を経費にしている打ち合わせなど事業の分だけ。自分の食事は入らない
家賃を経費にしている仕事に使う割合だけ(家事按分)
税金が安い経費を引いた後の所得にかかる。払う物は他にもある

経費の範囲は個人事業主の経費はどこまでに書いた。

会社員にもある経費の枠

会社員個人事業主
給与所得控除。何も出さずに収入から引ける実際に払った経費を引く
2026年分は最低74万円領収書と帳簿が要る
年末調整で会社がやる自分で申告する

会社員は、経費を払っていなくても引ける枠がある。個人事業主は、払った分しか引けない。

経費の実際

  • 10万円を経費にしても、10万円は戻らない
  • 税率が2割なら、減る税金は2万円
  • 残りの8万円は、自分で払ったまま
  • 私用の支出を入れるのは違反。税務調査で否認される

個人事業主が払っているもの

払うもの会社員の時
国民年金厚生年金の半分は会社が払っていた
国民健康保険健康保険の半分は会社が払っていた
個人事業税なかった
休んだ日の収入有給があった

税金の全体はフリーランスの税金は何割かに、国保は国民健康保険が高い理由と対策に書いた。

経費で得をする形と損をする形

得をする損をする
どうせ事業に要る物を買う経費のために要らない物を買う
仕事の割合を正しく分ける私用分まで入れて否認される
青色申告で帳簿を付ける領収書を捨てる

節税の順番はフリーランスの節税の順番に書いた。

独立を考える人が見るべき所

  • 経費ではなく、手元に残る額で比べる
  • 年金と保険を全額払った後で比べる
  • 有給と会社の保障がなくなる分を入れる

私が会社員と独立を比べる時に見る所

私は4回転職して、今はフリーランス4年目だ。独立して税金が安くなると思うと、判断を間違える。経費は、払ったお金の一部が戻るだけで、タダにはならない。会社員と比べるなら、年金と保険と休んだ日を全部入れて、手元に残る額で比べる。

よくある質問

Q. 経費はずるいか

そう見えるだけ。会社員にも給与所得控除がある。

Q. 経費で得をするか

税金の一部が減るだけ。要る物を買う時だけ。

Q. どちらが得か

一概に言えない。手元に残る額で比べる。

一人で働く人の単価・収入源・法人化・AIでの自動化は、私が運営しているメンバーシップTHINK LESS CLUBで続きを出している。何が読めるかは募集ページに書いてある。中身と向かない人はTHINK LESS CLUBとはに書いた。