公務員を辞めて、民間に転職したい。だが、公務員から民間は難しいと言われる。どこなら通るのか。年収は下がるのか。何歳までなら動けるのか。

先に言う。公務員から民間への転職が難しいのは、年齢でなく、数字の実績がないと思い込んで職務経歴書を書けないからだ。通りやすい先は5つある。団体職員、総務と人事、公共向けのコンサル、法人営業、ITの入口だ。難しい理由と実際、通りやすい先、経験の訳し方、年代の差、年収、避ける先、エージェント、退職の時期、後悔しない確認を書く。

先に一文で。公務員からの転職は団体職員と独立行政法人・民間の総務と人事と経理・公共向けのコンサルと行政の受託企業・法人営業・ITの入口の5つが通りやすく、住民対応を顧客対応に予算の執行を数字の管理に議会対応を上への説明に調整を社内外の調整に法令の運用をコンプライアンスに訳して職務経歴書を書き、20代は幅広く30代は経験を訳して専門へ40代は管理職の経験と団体職員で、年収は下がる人が多いと知って線を決め、公務員の経験が使えない現場だけの求人と歩合の営業を避け、年度末に合わせて退職するのが正解だ。

この記事の要点

  • 難しいのは訳し方を知らないから
  • 通りやすい先は5つ
  • 20代は幅広く、30代は訳して専門へ、40代は近い先へ
  • 年収は下がる人が多い。線を先に決める

難しいと言われる理由と実際

言われる理由実際
民間の経験がない団体職員と総務と人事と公共向けのコンサルは、公務員の経験が近い
数字の実績が書けない予算の執行額、件数、削減額、調整の相手の数。数字はある。書き方を知らないだけ
給与が下がる下がる人が多い。線を先に決めれば判断できる
年齢20代は広く、30代は訳して、40代は近い先へ。年齢で閉じるのでなく、先が絞られる
経験を民間の言葉に訳せないこれが本当の理由。訳し方は職務経歴書の記事に書いた

職務経歴書の訳し方は公務員の職務経歴書の書き方に書いた。この記事は、訳した後にどこへ出すかだ。

通りやすい先5つ

先なぜ通る年収向く人
団体職員・独立行政法人公務員に近い働き方と仕事。経験がそのまま近い公務員に準じる働き方を守りたい人
民間の総務・人事・経理規程の運用、予算の執行、給与と保険の手続きが訳せる同じか少し下がる事務の経験が長い人
公共向けのコンサル・行政の受託企業行政の中を知っていることが売り。自治体向けの提案と受託同じか上がる企画と調整の経験がある人
法人営業住民対応と調整の経験を、顧客対応に訳す上がる可能性がある。歩合の圧人と話すのが苦でない人
ITの入口20代は未経験で入れる。30代は業務の知識(税・福祉・住民システム)を、その業務のシステムの側で売る最初は下がる20代、30代前半

団体職員の種類と財源の見方は団体職員への転職に書いた。公務員からの転職で、一番近い先だ。

公務員の経験の訳し方

公務員の仕事民間の言葉数字
住民対応・窓口顧客対応、クレームの対応1日の件数、対応した苦情の数
予算の執行と管理数字の管理、原価の管理執行額、削減した額
議会対応・上司への説明上への報告と説明、資料の作成作った資料の数、説明した案件
部署や外部との調整社内外の調整、プロジェクトの管理調整した相手の数、まとめた期間
法令の運用・審査コンプライアンス、契約の確認審査した件数
事業の企画と実施企画と運営参加者数、予算、成果
部下の管理(係長以上)マネジメント人数、育てた人の数

数字は、公務員の仕事にもある。書けば、「実績がない」は消える。

20代30代40代の差

年代動ける先判断
20代5つ全部。未経験の職種(営業・IT・企画)にも入れる動くなら20代のうちに。幅が一番広い。線は20代の公務員が転職する年齢の線に書いた
30代団体職員、総務と人事と経理、公共向けのコンサル、法人営業(前半)経験を訳して専門へ。まったくの未経験は絞られる。数字での仕分けは公務員を辞めたい30代へに書いた
40代団体職員、中小企業の総務の責任者、公共向けのコンサル管理職の経験(係長・課長補佐以上)を売る。求人は少ない。残ることも含めて判断

年収の現実

先年収の動き
団体職員・独立行政法人公務員に準じる。ほぼ同じ
総務・人事・経理同じか1割下がる。中小企業は下がる幅が大きい
公共向けのコンサル同じか上がる。残業は増える
法人営業上がる可能性。歩合の圧と、下がる可能性の両方
IT最初は下がる。3年で戻る可能性

公務員の年収は、年功で確実に上がる。民間は上がる幅が大きく、下がる可能性もある。退職金と共済年金の差も含めて、線を先に決める。

避ける転職先

避けるなぜ
公務員の経験が使えない現場の仕事だけの求人経験がゼロになる。年収も下がる
歩合の営業(保険・不動産の一部)固定給が低く、公務員の安定と正反対
口コミの悪い中小企業公務員の労働環境から、ブラックに移ると差が大きい
「公務員歓迎」だけを売りにする求人中身を見る。歓迎の理由が「真面目だから」だけなら、使い潰される

公務員から民間に出て後悔する型は公務員から民間に転職して後悔する理由7つに書いた。避ける先を避ければ、後悔の7つの多くは防げる。

転職エージェントの使い方

やること中身
公務員の転職に慣れたエージェントを選ぶ公務員の経験の訳し方を知っているか、初回の面談で分かる
職務経歴書の翻訳を頼む訳した経歴書を見せて、民間の目でどう見えるかを聞く
5つの先の求人を出してもらう出てくる求人で、エージェントの得意が分かる
2〜3社を使う団体職員に強い所と、総務や人事に強い所は違う
ハローワークも併用団体職員の小規模な求人はハローワークに出る。使い分けは公務員から民間への転職でハローワークは使えるかに書いた

退職の時期と手続き

項目中身
時期年度末(3月末)が一番動きやすい。年度の途中は引き継ぎと人事の都合で揉める
退職の申し出民間より早く。年度末なら、前年の秋〜年末までに上司へ。人事の異動の作業に入る前
退職金勤続年数で決まる。自己都合は率が低い。年数の区切り(10年・20年)の直前なら、区切りまで待つ判断
共済退職後は厚生年金に一元化されているので、民間の厚生年金に続く。共済の独自の給付の扱いを確かめる
守秘義務退職後も続く。職務経歴書に書く内容の線
再就職の規制国家公務員は退職後の再就職に届け出の規制がある職位がある。人事に確かめる

後悔しないための確認

確認中身
辞める理由が、転職で解決するか人間関係なら異動で解決することがある。仕事の中身なら転職
年収の線退職金と年金の差を含めて、下げられる線を出した
転職先の実態残業、評価、口コミ、面接での確認
家族の同意公務員の安定を手放すことへの、家族の理解
5つの先の中か5つの外を選ぶなら、その理由を言える

よくある質問

公務員から公務員(他の自治体・国から地方)への転職は

社会人経験者枠の試験で動く道がある。年齢の線は自治体で違う。民間への転職より、経験がそのまま使える。ただし試験の準備が要る。

地方公務員と国家公務員で、民間への転職のしやすさは違うか

大きくは違わない。国家公務員の本省の経験は、公共向けのコンサルで評価されやすい。地方公務員の住民対応の経験は、総務と営業で訳しやすい。

公務員を辞めて、後で戻れるか

社会人経験者枠の試験を受ければ、戻れる可能性はある。ただし年齢の線があり、一度辞めた人を採らない自治体もある。戻れる前提で辞めない。

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