履歴書にも職務経歴書にも自己PRの欄がある。同じことを2回書くのか。コピーしていいのか。そもそも職務経歴書に自己PRは要るのか。志望動機と何が違うのか。

先に言う。履歴書と職務経歴書の自己PRは、同じ強みを別の長さで書く。同じ文をコピーするな。片方にしか欄がないなら、そちらだけで足りる。書き分けの考え方と型、いらない場合、志望動機との違い、面接との関係、書く量を書く。

先に一文で。履歴書と職務経歴書の自己PRは同じ強みを書いて一貫させるが同じ文はコピーせず、履歴書は3〜4行の要約、職務経歴書は場面と数字を足した本文と長さを分け、職務経歴書に欄がなければ職務要約と活かせる経験で強みが出ていれば足りて、自己PRは自分に何ができるか、志望動機はなぜこの会社かと役割を分けるのが正解だ。

この記事の要点

  • 同じ強み、別の長さで書く
  • コピーは手抜きに見える
  • 職務経歴書の欄は必須ではない
  • 自己PRは何ができるか、志望動機はなぜこの会社か

同じ強みを、別の長さで書く

読む側は、履歴書と職務経歴書を並べて読む。強みが2つの書類で違うと、どちらが本当か分からない。だから強みは同じにする。

ただし文は変える。履歴書の自己PR欄は3〜4行しかなく、要約になる。職務経歴書は行数の制限がなく、場面と数字と結果を足せる。同じ強みの、短い版と長い版を書く。

書類長さ中身
履歴書の自己PR欄3〜4行(150〜250字)強みを1つ、結論と1つの具体
職務経歴書の自己PR5〜10行(300〜500字)同じ強みに、場面・行動・数字・結果を足す

書き分けの型

履歴書(要約)

数字で課題を見つけて直す力があります。前職の受注処理では、月3件あった入力ミスの原因を過去3か月分から洗い出し、確認表を作って月0〜1件にしました。

職務経歴書(本文)

数字で課題を見つけて直すことを、日々の業務の中でやってきました。前職の受注処理では、月に3件ほど入力ミスが起きていましたが、担当ごとに注意するだけでは減りませんでした。そこで過去3か月分のミスを一覧にして原因を分けたところ、商品コードの桁の取り違えが7割を占めていることが分かりました。コードの桁を確認する項目を入れた確認表を作り、チーム4人で使い始めた結果、半年後にはミスが月0〜1件になりました。原因を数字で切り分けてから手を打つ動き方は、貴社の◯◯の業務でも同じように使えると考えています。

同じ強み、同じ事例で、深さだけ変える。強みが思いつかない時の探し方と文字数は転職の自己PRがない・書けないに、職種別の例文は職務経歴書の自己PR例文・事務職版に書いた。

職務経歴書に自己PRがいらない場合

状況判断
テンプレートに自己PRの欄がない足さなくていい
職務要約と活かせる経験で強みが出ている自己PRは重複になる。省いていい
履歴書に自己PR欄があり、そこに書いた職務経歴書は職務内容を厚くする方に時間を使う
履歴書にも職務経歴書にも欄がないどちらかに足す。強みを書く場所がどこにもない状態は避ける

職務経歴書の各欄の役割は職務経歴書とはに書いた。自己PRは、他の欄で伝わらなかった強みの受け皿で、必ず要る欄ではない。

自己PRと志望動機の違い

欄答える問い書く物
自己PRあなたに何ができるか過去の事実、強み、数字
志望動機なぜこの会社か会社の何と、自分の何が重なるか

自己PRに「御社で成長したい」と書くと志望動機になり、志望動機に「私の強みは」と書くと自己PRになる。混ざると両方が薄くなる。志望動機の作り方は志望動機は本音で言っていいかに書いた。

面接との関係

面接で「自己PRをお願いします」と言われたら、職務経歴書に書いた本文と同じ話をしていい。書類と面接で話が同じであることは、一貫している証拠になる。書類に書いたことと違う強みを面接で出すと、どちらが本当か疑われる。

書く量の目安

書類量
履歴書の自己PR欄欄の8〜9割を埋める。空白が多いと熱がないように見え、はみ出すと読めない
職務経歴書の自己PR300〜500字、1〜2段落。強みは1つ、多くて2つ

強みを3つも4つも並べると、どれも薄くなる。1つを深く書く。

よくある質問

履歴書に自己PR欄がなく、志望動機欄しかない

志望動機欄に志望動機を書き、自己PRは職務経歴書に書く。志望動機欄に自己PRを書かない。

職務経歴書の自己PRの位置はどこか

職務経歴の後、活かせる経験とスキルの後、最後に置くのが一般的だ。冒頭に置くテンプレートもあり、どちらでも通る。

自己PRを応募先ごとに書き換えるべきか

強みと事例は同じでいい。最後の1文(貴社の◯◯で使える、の部分)だけ応募先に合わせて変える。

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