転職エージェントに言われるまま求人へ応募しているなら、かなり危ない。30代の転職は一度の判断ミスで年収も働き方も数年単位で詰むんよ。
先に結論を言う。私が30代にすすめるのは、ミイダス、ASSIGN、タレントスクエアの3つだ。ただし、3つは同じサービスではない。自分を知る、相談する、好条件のスカウトを待つ。この3方向から動くために使い分けるんだわ。
転職エージェントの言葉を全部信じるな
転職エージェントは無料で相談できる。求人も紹介してくれる。ありがたい存在だ。だが、あなた専属の人生相談員ではない。
転職エージェントは、採用が決まった企業から報酬を受け取るビジネスだ。だから担当者によっては、あなたが長く働ける会社より、今すぐ選考が進みやすい求人を強くすすめることがある。これは全員が悪いという話ではない。利害が完全には一致しない。その事実を忘れるなという話なんよ。
「今週中に応募しましょう」
「この求人を逃すともったいないです」
「30代なら条件を下げないと厳しいです」
こう言われても、その場で決める必要はない。求人票を持ち帰る。他社の提案と比べる。自分の条件に合わなければ断る。主導権を渡した瞬間、あなたの転職は担当者の都合で進み始めるんだ。
30代が使うべき3サービス比較
3つ全部に登録しろという話ではない。まず違いを見て、今の自分に足りない機能を選べばいい。
| サービス | 種類 | 向いている人 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| ミイダス | 診断・スカウト型転職サービス | 自分の強みや向く仕事が曖昧な人 | 市場価値診断や可能性診断を受け、企業からのスカウトを見る |
| ASSIGN | 20代・30代向け転職支援サービス | 担当者と話しながら次の方向を決めたい人 | キャリア診断を使い、経歴や条件に合う担当者へ相談する |
| タレントスクエア | 20代・30代向けハイクラス転職サイト | 経験を生かして年収や職種を上げたい人 | 経歴と転職条件を登録し、企業や転職エージェントからのスカウトを待つ |
ミイダスとタレントスクエアは、担当者へ相談することが中心の転職エージェントではない。ASSIGNとは役割が違う。ここを混ぜると、登録後に「思っていたサービスと違う」となるんよ。
ミイダスは自分の現在地を知るために使う
ミイダスは、可能性診断を使って自分に合う仕事や会社を探す転職サービスだ。公式サイトでは、市場価値診断、コンピテンシー診断、バイアス診断ゲームなどが案内されている。経歴や診断結果をもとに企業からスカウトが届く仕組みもある。
30代になると、営業を8年やった、店長を5年やった、事務を10年やったという経歴はあっても、何が強みなのかを自分で説明できない人が増える。ここで適当に「コミュニケーション力があります」と書いても弱い。誰でも言えるからだ。
ミイダスは、転職先を即決するためではなく、面接で話す材料を拾うために使え。診断結果を見て、当たっている項目を過去の実績と結びつける。違うと思う項目は無理に信じない。診断は答えではなく、自己分析を進める材料だわ。
ミイダスが向いている人
- やりたい仕事が決まっていない
- 自分の強みを言葉にできない
- 今の経歴でどんな企業から反応が来るか見たい
- 担当者との面談より先に一人で情報を集めたい
ASSIGNは担当者を選んで相談したい人向け
ASSIGNは、20代・30代の転職を支援するサービスだ。公式発表では、キャリア診断に加えて、利用者が担当者を自分で選べる点を特徴としている。
転職エージェントで一番面倒なのは、担当者との相性だ。業界を知らない。話を聞かない。条件と違う求人ばかり送る。それでも「大手だから」と我慢する人がいる。逆だ。会社名ではなく、担当者を見ろ。
初回面談では、次の3つを聞けばいい。
- 私と近い経歴の転職支援例はあるか
- 狙う職種の悪い面をどう見ているか
- 今回の転職で捨てる条件は何だと思うか
全部きれいな返事なら警戒しろ。良い担当者は、できないことも言う。年収を上げるなら勤務地は狭めすぎない。未経験職へ移るなら最初の条件低下もあり得る。そういう痛い話まで出せる人を選ぶんだ。
ASSIGNが向いている人
- 一人で求人を見ても判断できない
- 今の経験を別職種で生かしたい
- 担当者の得意分野を見て相談相手を選びたい
- 目先の内定だけでなく中長期のキャリアも相談したい
タレントスクエアは好条件の可能性を探るために使う
タレントスクエアは、20代・30代向けのハイクラス転職サイトだ。職務経歴と転職条件を登録し、企業や転職エージェントからスカウトを受け取る使い方が中心になる。公式サイトではコンサル、金融、IT、広告、エンジニア、営業などの求人を扱っている。
今の年収が300万から500万円でも、登録をためらう必要はない。ただし、登録すれば誰でも高年収になるわけではない。スカウトの量や条件は、経歴、実績、狙う職種で変わる。当たり前だ。
大事なのは職務経歴を雑に書かないこと。「法人営業を担当」だけでは弱い。顧客の規模、担当社数、売上、達成率、改善したことまで書け。店長なら人数、売上、離職率、業務改善。事務なら処理件数、短縮時間、ミス削減。数字がない経歴は、読む側が評価できないんよ。
タレントスクエアが向いている人
- 20代後半から30代で転職を考えている
- 今の経験を使って年収を上げたい
- コンサル、金融、ITなどの求人を見たい
- すぐ応募せず、届くスカウトから可能性を探りたい
3つの正しい使い分け
迷うなら、次の順番で動け。
- ミイダスで強みと向く仕事を確認する
- ASSIGNで経歴と転職条件を第三者にぶつける
- タレントスクエアで実際に届くスカウトを見る
この順番なら、診断だけで思い込まない。担当者の話だけで決めない。スカウトの年収だけで飛びつかない。3つの情報を並べて、自分で判断できる。
すでに転職の方向が固まっているなら、全部使わなくてもいい。自己分析が終わっているならミイダスを省く。信頼できる相談相手がいるならASSIGNを省く。ハイクラス求人を狙わないならタレントスクエアを省く。登録数を増やすことが目的ではないんだわ。
登録後に絶対やること
登録しただけで転職は進まない。次の4つを必ずやれ。
- 転職条件を3つまでに絞る
- 職務経歴へ数字を入れる
- 紹介求人とスカウトを週1回比べる
- 合わない担当者や求人はすぐ断る
転職条件を10個並べたら、求人はほぼ消える。給与、仕事内容、働き方。この中で絶対に譲れないものを決めろ。残りは内定後に比較すればいい。
担当者への遠慮もいらない。「条件と違うので応募しません」で終わりだ。長い言い訳は不要。あなたが守るべきなのは担当者の気分ではなく、転職後の生活なんよ。
まとめ
30代の転職で怖いのは、不採用ではない。焦って合わない会社へ入り、また半年後に辞めたくなることだ。
ミイダスで自分を知る。ASSIGNで相談相手を選ぶ。タレントスクエアで好条件の可能性を探る。この3つを混ぜずに使え。最後に決めるのはエージェントでも診断結果でもない。あなた自身だわ。
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