郵便局で働いている。営業の目標がきつい、給与が上がらない、配達が体にきつい。辞めたいが、郵便局の経験は外で通るのか。公務員のようなもので、民間では役に立たないのではないか。

先に言う。郵便局員の転職で一番の誤解は、「公務員のようなもので、民間で通る経験がない」だ。郵便局は民間企業で、窓口・営業・配達の経験は、それぞれ民間の言葉に訳せる。訳せば通る先は決まっている。辞めたい理由、民間企業だという事実、職種別の訳し方、転職先、年収、志望動機、面接、時期、手続き、期間雇用社員、辞めない判断を書く。

先に一文で。郵便局員の転職は郵便局が民営化後の民間企業だと知った上で、窓口の経験を金融と接客の事務に営業を法人営業と個人営業に集配をドライバーと物流の管理に内務を事務と管理に訳し、銀行や信金の窓口・保険や証券の事務・営業事務と総務・法人営業・物流とドライバー・不動産・団体職員のどれかを職種と年収の線で選び、志望動機に郵便局の悪口を書かず経験を訳して次で何をするかを書き、面接で営業の実績を数字で言い、ボーナス後で年末年始の繁忙期を外して動くのが正解だ。

この記事の要点

  • 郵便局は民間企業。経験は訳せる
  • 窓口・営業・集配・内務で転職先が違う
  • 悪口を書かず、経験を訳して次で何をするか
  • ボーナス後、年末年始を外して動く

辞めたい理由の典型

理由中身
営業の目標貯金、保険、投信、年賀状、ゆうパックの目標。窓口も集配も営業の数字を持つ
給与の上がりにくさ年功で緩やか。若手の給与が低い。地域基幹職と一般職の差
配達の負荷と時間集配は体力と天候。時間内に終える圧。再配達
人間関係と閉じた環境局の人数が少なく、合わないと逃げ場がない
昇進の遅さ主任、課長代理までに年数がかかる
転勤地域基幹職は転勤がある

営業の目標の圧は、保険営業を辞めたい人の理由と同じ型だ。線は保険営業を辞めたい人の転職に書いた。郵便局の営業も、同じ道で考えられる。

郵便局は公務員でなく民間企業

2007年の民営化で、郵便局員は公務員でなくなった。日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の社員は、民間企業の会社員だ。だから、転職の市場では民間の経験として見られる。「公務員から民間は難しい」という話は、郵便局員には当てはまらない。経験を、民間の言葉に訳すだけだ。

職種別の経験の訳し方

職種民間の言葉数字
窓口金融商品(貯金・保険・投信)の説明と接客、現金の管理、事務の正確さ1日の対応人数、保険や投信の契約件数、現金の過不足ゼロの年数
営業(渉外)個人と法人への金融商品の営業、既存の顧客の維持、新規の開拓契約件数、目標の達成率、担当した顧客数
集配時間内に配達を終える計画、安全運転、顧客対応1日の配達数、無事故の年数、担当の区域
内務事務、現金と書類の管理、荷物の処理処理した件数、ミスの少なさ
主任・課長代理・局長管理職。人の管理、数字の管理、局の運営部下の人数、局の実績

数字を書けば、民間の職務経歴書になる。

転職先の候補

職種転職先年収向く人
窓口銀行と信金の窓口、保険と証券の事務同じか少し上金融を続けたい
窓口一般企業の営業事務と総務同じか少し下営業の目標から離れたい。線は営業事務に未経験で転職するに書いた
営業保険会社、不動産、法人営業上がる可能性営業を続けて年収を上げたい
集配運送会社のドライバー、物流の管理同じか上体を使う仕事を続けたい。線はドライバーへの転職の条件に書いた
内務・管理職総務、事務の管理職同じ事務を続けたい
全職種団体職員(農協・信用組合)、公務員試験同じ安定と働き方。線は団体職員への転職に書いた

年収の現実

項目中身
郵便局の給与年功で緩やか。20代で300万円台、30代で400万円前後、管理職で500万円台
上がる先法人営業、不動産、保険会社の営業(歩合)、運送会社の大型のドライバー
同じ先銀行と信金の窓口、団体職員、総務
下がる先一般企業の営業事務(最初)、未経験の職種

年収を上げるなら営業とドライバー、働き方を守るなら事務と団体職員だ。

志望動機の型と例文

型は3つの文。1.郵便局での経験を、民間の言葉で。2.手応えがあった仕事。3.次で何をするか。郵便局の悪口は書かない。

窓口からの例。「郵便局の窓口で◯年、貯金と保険の商品の説明と接客をしてきました。1日◯人の対応の中で、お客様の状況を聞いて合う商品を案内する仕事に手応えがありました。より幅の広い金融商品を扱い、お客様と長く付き合う仕事をしたいと考え、貴社を志望しました」。

集配からの例。「集配として◯年、1日◯件の配達を時間内に終える計画を立て、無事故で続けてきました。配達の先で顧客と接する中で、物流の仕事を続けたいと考えています。貴社で、配達の経験を活かして、配送の管理にも関わりたいと考えています」。

面接で聞かれること

質問答え方
なぜ郵便局を辞めるか悪口を言わない。営業の目標なら「目標の中身がお客様の状況と合わないことが増えた」まで
営業の実績契約件数と達成率を数字で。目標に届かなかった年は、理由と学びを
郵便局と民間の違いをどう見るか「郵便局も民間企業だと理解している。評価と昇進の速さが違う」
数字の圧に耐えられるか(営業へ)「郵便局でも営業の目標を持っていた。目標の中身が納得できる物なら追える」
体力(ドライバーへ)集配の実績で
いつから働けるか退職の申し出の期間と、有給の消化を計算して

転職のタイミング

時期判断
ボーナスの後6月と12月のボーナスを受けてから退職の申し出
年末年始繁忙期。この時期の退職は局に迷惑で、引き止めが強い。外す
年度末人事の異動の時期。退職の申し出は年度末の2〜3か月前
在職中に動く退職してから探さない。郵便局の給与は安定しているので、在職中に決める

退職の手続き

項目中身
退職の申し出就業規則の期間(1か月前など)を確かめる。直属の上司(課長・局長)へ
有給の消化残日数を確かめて、退職日から逆算
社宅退去の期限を確かめる
退職金勤続年数で決まる。自己都合の率
制服と貸与品返却
引き止め「人が足りない」で止められる。意思が固いなら、退職日を動かさない

期間雇用社員の場合

期間雇用社員(アルバイト・契約)は、正社員と経験の中身は同じだ。窓口も集配も、正社員と同じ仕事をしている。職務経歴書には、雇用形態を正直に書いた上で、仕事の中身と数字を正社員と同じように書く。期間雇用から正社員への登用試験もあるので、郵便局に残るなら登用を、出るなら経験を訳して民間へ。

辞めない判断

残る方がいい場合
辞めたい理由が今の局の人間関係で、異動で解決する可能性がある
地域基幹職で、管理職への道が見えている
家族の事情で、転勤のない一般職の安定が要る
年収の線を下回る転職先しかない

残るなら、営業の目標と付き合う方法(達成できる商品に絞る・上司と目標の中身を話す)と、登用や異動の道を確かめる。

よくある質問

郵便局の経験で銀行に転職できるか

窓口と渉外の経験は、銀行と信金の窓口と渉外に近い。信金と地方銀行は、郵便局の窓口の経験を採ることがある。大手の銀行は、新卒と経験者が中心で狭い。

ゆうちょ銀行とかんぽ生命の社員も同じか

同じ。ゆうちょ銀行は銀行、かんぽ生命は保険会社の経験として、金融の転職市場で見られる。

郵便局を辞めて後悔する人は

安定と休みの取りやすさを、辞めた後に知る人がいる。年収の線と、転職先の実態(残業・評価)を確かめてから動く。

転職の資料をLINEで無料配布中

郵便局員の職種別の経験の訳し方の表(数字の欄つき)、転職先の候補の比べ方、志望動機の型と面接の6つの質問の答え、退職の時期と手続きの確認項目を公式LINEで無料配布している。郵便局は民間企業だ。経験を訳せば通る。

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