フリーランスをやってきたが、会社員に戻ろうか迷っている。だが周りに独立すると言った手前、戻るのは恥ずかしい。負けた気がする。戻った人はいるのか。

先に言う。戻るのは負けじゃない。会社員の特権を知った上で使いに戻るなら、独立前より強い。戻る人の割合と理由、恥ずかしいと感じる正体、戻った方がいい3つ、戻らない方がいい2つ、転職の伝え方、独立4年目の私が戻るなら使う特権を書く。

先に一文で。フリーランスから会社員に戻る人は珍しくなく理由は収入・保険・孤独・スキルで、恥ずかしさの正体は宣言と失敗の思い込みにすぎず、半年以上売上が生活費を下回る・体調を崩している・一人では積めないスキルが要るなら戻った方がよく、一時的な落ち込みや嫌な案件が続いただけなら案件の入れ替えが先で、戻るなら実績を数字で伝えるのが正解だ。

この記事の要点

  • 戻る人は珍しくない
  • 恥ずかしさの正体は宣言と思い込み
  • 戻る判断は売上・体調・スキル
  • 戻るなら特権を使いに戻る

戻る人の割合と戻る理由

正確な割合の統計は少ないが、独立して数年で会社員に戻る人は珍しくない。私の周りでも、戻った人は何人もいる。

戻る理由中身
収入の不安定月によって売上が倍も半分もある
社会保険と将来厚生年金・傷病手当・退職金がない
孤独相談する相手がいない
スキルの停滞一人では積めない経験がある

4つとも、独立前に想像していたことより、独立後に実感することだ。

恥ずかしいと感じる正体

2つある。

周りに宣言した。独立する時にSNSや同僚に言った。戻ると、それを見ていた人に知られる。だが周りは、あなたが思うほど覚えていない。

戻る=失敗の思い込み。独立が成功で、会社員が失敗だという前提がある。だが会社員に戻って年収が上がった人も、フリーランスのまま消耗している人もいる。どちらが上ではない。

戻った方がいい3つの状態

状態見分け方
売上が半年以上、生活費を下回っている貯金を削って続けている
体調を崩している睡眠と食事が乱れて戻らない
伸ばしたいスキルが一人では積めないチームや大きな案件でしか得られない経験が要る

1つでも当てはまれば、戻る判断は正しい。特に体調は、戻ってから立て直す方が早い。月収30万で止まっている状態は月収30万のフリーランスが一番危ない理由に書いた。

戻らない方がいい2つの状態

  • 一時的な落ち込み。1〜2ヶ月売上が下がっただけ
  • 嫌な案件が続いただけ。案件を入れ替えれば消える

この2つで戻ると、会社員に戻ってから「あの時続けていれば」が残る。戻る前に、案件の入れ替えと単価の見直しを1回やる。それでも変わらなければ戻る。孤独の扱い方はフリーランスの孤独に書いた。

戻る時の転職の伝え方

言い方伝わり方
フリーランスをやっていました何をしていたか分からない
〇〇の案件を〇社から受け、〇年間一人で回しました独立して仕事を回した実績

数字で言う。戻る理由は「一人では積めない経験を積みたい」と前向きに。「食えなかった」は言わなくていい。採用側は実績の中身で判断する。

独立4年目の私が会社員に戻るなら使う会社員の特権

私はフリーランス4年目で、戻る予定はない。だが戻るなら、会社員の特権を使いに戻る。

  • 厚生年金と社会保険の会社負担
  • 有給と傷病手当と育休
  • 会社の金で積める経験と人脈
  • 給与を土台にした副業

独立して初めて、この4つがどれだけ大きいかが分かった。会社員の頃は気づいていなかった。戻るなら、この4つを使い切る前提で戻る。使い方は40代で会社に依存しない順番に書いた。

後悔する人としない人の差は独立して後悔する人の共通点に書いた。## よくある質問

Q. 戻るのは恥ずかしいか

恥ずかしくない。正体は宣言と失敗の思い込みで、採用側は実績として見る。

Q. 戻った方がいい状態は

半年以上売上が生活費を下回る、体調を崩している、一人では積めないスキルが要る、の3つ。

Q. 転職でどう伝えるか

案件数と年数を数字で。理由は前向きに。「食えなかった」は言わなくていい。