確定申告を舐めてたら、税務署から手紙が届いた話
フリーランスになって最初の確定申告。私は完全に舐めていた。「領収書? まとめてやればいいだろ」。結果、3月に地獄を見た。経費の計上漏れで払わなくていい税金を20万以上余計に払った。翌年、しっかりやり直したら税金が45万円安くなった。45万だぞ。MacBook Pro 1台分だ。
フリーランスの確定申告は面倒だ。でも正しくやれば、かなりの額を節税できる。逆にサボると、払わなくていい税金を取られる。今日は、フリーランス1年目の私が知りたかったことを全部書く。
あなたがこれからフリーランスになるなら、この記事を保存してほしい。既にフリーランスで「確定申告、適当にやってる」なら、今すぐ読め。数十万円単位で得する情報がここにある。
青色申告は絶対にやってみてほしい。やらないのは金を捨てるのと同じ
青色申告で最大65万円の控除
開業届を出して、青色申告承認申請書を税務署に提出してほしい。これだけで最大65万円の所得控除が受けられる。白色申告との差は歴然だ。
年収500万のフリーランスなら、青色申告の65万円控除で税金が約15万〜20万円安くなる。年収800万なら約20万〜25万円の差が出る。これをやらないのは、毎年20万円を道端に捨てているのと同じだ。
開業届と青色申告承認申請書の出し方
開業届はA4用紙1枚だ。国税庁のWebサイトからダウンロードできる。必要事項を記入して税務署に郵送するだけ。15分で終わる。
青色申告承認申請書も同様だ。開業から2ヶ月以内に提出する必要がある。もう過ぎてしまった人は、翌年分から適用になる。来年こそは青色にしてほしい。
e-Taxで65万円フル控除
2020年以降、青色申告の65万円控除を受けるにはe-Tax(電子申告)が必要になった。e-Taxを使わないと控除額が55万円に下がる。10万円の差だ。マイナンバーカードとカードリーダー(2000円程度)があればe-Taxが使える。初期投資2000円で毎年10万円多く控除される。試す価値はあると思います。
経費にできるもの全リスト
自宅の家賃・光熱費(按分計算)
自宅で仕事をしているなら、家賃の一部が経費になる。按分比率は業務使用割合で決める。私の場合、2LDKの1部屋を仕事部屋にしているので、面積比で40%を経費にしている。家賃12万なら月4.8万が経費だ。年間で57.6万。これだけで税金が15万前後安くなる。
電気代、ガス代、水道代も同様に按分できる。通信費(Wi-Fi、スマホ代)は業務利用割合が高いなら60〜80%を経費にできる。
仕事に使うもの全部
パソコン、モニター、デスク、椅子。仕事で使うなら全部経費だ。10万円未満なら全額をその年の経費にできる(少額減価償却)。10万円以上30万円未満なら、青色申告者は一括で経費にできる特例がある(少額減価償却資産の特例)。
書籍、セミナー参加費、コワーキングスペース代、取材のための交通費。仕事に関連するものは全て経費になる可能性がある。「これ経費になるかな?」と思ったら、まず経費にしてほしい。税務署に聞かれた時に「仕事で使っている」と説明できれば大丈夫だ。
よくある質問
Q. 確定申告しないとどうなる?
脱税で罰則がある。無申告加算税(最大20%)、延滞税(年率最大14.6%)がかかる。悪質な場合は重加算税(35%〜40%)。税務調査が入ったら過去5年分を遡って追徴される。絶対にサボるな。
Q. 赤字でも確定申告すべき?
すべきだ。青色申告なら赤字を3年間繰り越せる。翌年以降に黒字になった時、繰り越した赤字と相殺できる。つまり赤字の年に確定申告しておくと、翌年以降の税金が安くなる。
Q. 税理士に頼むべき?
年間売上が500万を超えたら検討してほしい。税理士の報酬は年間20万〜30万程度だが、節税効果でそれ以上取り返せることが多い。特に消費税の申告が必要になったら、税理士に任せた方が安全だ。
Q. 副業フリーランスでも確定申告は必要?
副業の所得が年間20万円を超えたら確定申告が必要だ。20万以下でも住民税の申告は必要。知らなかったでは済まされない。
フリーランスになって3年目のリアル
月収85万。。って言うと華やかに聞こえるかもしれないけど、1年目は地獄だった。
月収25万の月もあった。貯金を切り崩しながら、来月の収入が確定していない不安と毎日戦っていた。
それでも会社員に戻りたいとは一度も思わなかった。なぜか。自由だから。
朝何時に起きてもいい。どこで仕事してもいい。嫌な上司もいない。この自由を一度知ると、もう戻れない。
案件獲得で一番効いたこと
最初はクラウドソーシングで小さな案件をやっていた。単価は低いけど、実績が作れる。この実績が次の案件につながる。
でも一番効いたのはXでの発信。自分の専門分野について毎日ポストを書いていたら、「お仕事お願いしたいのですが」というDMが来るようになった。
SNS発信は時間がかかるけど、一度軌道に乗ると安定する。今の月収85万のうち、半分以上はSNS経由の案件だ。
フリーランスを考えている方は、会社員のうちからSNSで発信を始めておくことをおすすめします。これ、マジで効く。
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独立を検討中の方は、まずこの2つを試してみてもいいかもしれません。
まとめ
確定申告は面倒だが、正しくやれば数十万円単位で節税できる。
青色申告、経費の正しい計上、小規模企業共済とiDeCo。この3つを押さえるだけで年間50万〜80万円の差が出る。
会計ソフトを使って月1回整理する。これだけで3月の地獄は消える。今日から始めろ。
確定申告の失敗談。私が20万円損した話の詳細
経費の計上漏れ
フリーランス1年目、私は経費の概念をよく理解していなかった。家賃を経費にできることを知らなかった。通信費を経費にしていなかった。書籍代、セミナー代、交通費。全部計上漏れ。
年間で計上漏れした経費は約80万円。所得税率20%で計算すると、約16万円の損。住民税も合わせると約20万円。20万円を何もせずに捨てた。バカだった。
青色申告の申請忘れ
開業届は出したが、青色申告承認申請書を出し忘れた。結果、1年目は白色申告。65万円の控除がゼロ。税金の差は約15万円。合計35万円の損失。1年目の失敗で35万円。MacBook Proが買える金額を、無知ゆえに失った。
2年目からの改善
2年目は反省して全てを改善した。freeeを導入して銀行口座とクレカを連携。経費は発生した瞬間にスマホで記録。青色申告に切り替えて65万円の控除。小規模企業共済に加入して年間84万円の控除。結果、2年目の税金は1年目より45万円安くなった。
フリーランスの確定申告は「知っているか知らないか」で全てが決まる
能力の問題じゃない。情報の問題だ。知っている人は得をして、知らない人は損をする。それだけだ。この記事を読んだあなたは、もう「知らなかった」とは言えない。今日から実践してほしい。
確定申告のスケジュール管理
月次でやるべきこと
毎月末に30分。その月の経費を整理して、会計ソフトに入力する。領収書をスキャンして保存する。これだけで、3月の地獄は回避できる。
年末にやるべきこと
12月になったら、その年の収支を仮計算してほしい。利益が予想以上に出ているなら、経営セーフティ共済の掛金を増やすか、備品を購入して経費を増やす。合法的な節税は年内に手を打たないと間に合わない。
確定申告期間(2月16日〜3月15日)
この期間に確定申告書を提出する。freeeを使っていれば、ボタン一つで書類が作れる。e-Taxで提出すれば、自宅から出る必要すらない。
申告を遅らせるな。3月15日を過ぎると無申告加算税がかかる。早めに出して、安心して次の仕事に集中してほしい。確定申告はフリーランスの最大の節約術だ。知識を武器にしてほしい。
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独立するか、転職するか。AIが選択肢を可視化してくれる。
フリーランスになる前に、会社員としての市場価値も把握しておくといい。
独立か転職か迷ってるなら、まず転職の可能性を知っておくのも手。
