社会福祉士だ、あるいは相談員をしている。年収が低い、相談の重さで消耗する、書類と会議、先が見える。一般企業に転職したいが、福祉の経験は民間で使えるのか。
先に言う。社会福祉士と相談員の一般企業への転職は、「福祉の経験は民間で使えない」が誤解だ。相談と面談、調整、制度の知識、記録、家族対応。訳せば、人事の障害者雇用、就労支援、EAP、保険の査定、福祉の企業の営業に通る。年収は上がる先がある。辞めたい理由、経験の訳し方、通る職種、年収、資格、志望動機、面接、年齢、福祉の中で変える選択を書く。
先に一文で。社会福祉士と相談員の一般企業への転職は相談と面談を聞き出す力と提案に関係機関との調整を調整と連携に制度の知識を制度と法令の理解に記録を正確な書類に家族対応を顧客対応に訳し、企業の人事の障害者雇用と定着支援・就労移行支援の事業所・EAPと産業カウンセラーの企業・保険の医務査定・福祉用具と介護ソフトの営業と企画・人材の介護と福祉の分野・大学の学生相談・介護ITのカスタマーサクセスから年収と相談を続けるかで選び、福祉の年収は低いので企業の人事とEAPとITで上がると知り、志望動機に年収と消耗を書かずケースの数と調整した機関の数を書くのが正解だ。
この記事の要点
- 福祉の経験は訳せば通る
- 通る先は人事の障害者雇用・就労支援・EAP・査定・福祉の企業
- 年収は人事とEAPとITで上がる
- ケースの数と調整した機関の数で出す
福祉の現場を辞めたい理由の典型
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| 年収の低さ | 相談員は300〜400万円。資格の割に低い |
| 相談の重さと感情の消耗 | 困難なケース、虐待と貧困、家族との対立。持ち帰る |
| 書類と会議 | 計画と記録と会議。相談の時間が削られる |
| 人間関係 | 少人数の相談室、多職種との関係、上司との方針の違い |
| 先が見える | 管理職の枠が少ない。年功で緩やか |
介護の現場から異業種に出る道は介護から異業種への転職に書いた。相談員は、介護職より制度と調整の経験が厚く、企業の人事と支援の側に通る。
経験の訳し方
| 相談員の仕事 | 民間の言葉 | 数字 |
|---|---|---|
| 相談と面談 | 相手の状況を聞き出す力、選択肢を示す提案 | 担当したケースの数、月の面談数 |
| 関係機関との調整(病院・行政・事業所・家族) | 複数の関係先の調整と連携 | 調整した機関の数 |
| 制度の知識(介護保険・障害福祉・生活保護・年金) | 制度と法令の理解、申請の実務 | 申請した制度の件数 |
| 記録と支援の計画 | 正確な書類、期限の管理 | 作成した計画の数 |
| 家族への対応 | 顧客対応、苦情の対応、期待の調整 | 対応した家族の数 |
| ケース会議 | 会議の運営、合意の形成 | 運営した会議の回数 |
| 地域との連携 | 外部との関係の構築 | 連携した団体の数 |
| 後輩と実習生の指導 | 教育 | 指導した人数 |
「相談員でした」でなく、この表で訳す。
通る職種
| 会社 | 職種 | なぜ通る | 年収 |
|---|---|---|---|
| 一般企業の人事 | 障害者雇用の担当・定着支援 | 法定雇用率が上がり、企業が福祉の資格者を採る。面談と制度と調整の経験 | 400〜500万円 |
| 就労移行支援・就労継続支援 | 支援員・管理者 | 民間の企業が運営する事業所が多い。相談と計画の経験がそのまま | 300〜400万円。管理者で400〜450万円 |
| EAP・産業カウンセラーの企業 | 社員のメンタルの相談、企業への提案 | 相談の経験。精神保健福祉士が加点 | 400〜500万円 |
| 保険会社 | 医務査定・給付 | 制度と医療の知識、書類の正確さ | 400万円前後 |
| 福祉用具・介護ソフト・介護の企業 | 営業・企画 | 現場を知る営業。事業所への提案 | 350〜450万円。成果で上 |
| 人材業界 | 介護と福祉の分野の紹介 | 業界の理解と面談 | 350〜450万円 |
| 自治体 | 相談員・福祉職の公務員 | 試験。年齢の線 | 公務員に準じる |
| 大学・学校 | 学生相談・スクールソーシャルワーカー | 相談の経験。非常勤が多い | 非常勤は時給 |
| 独立 | 成年後見・相談の事業 | 社会福祉士の資格で後見人 | 件数次第 |
| NPO・社会福祉協議会 | 相談と地域の事業 | 経験がそのまま | 300〜400万円 |
| IT | 医療系IT・介護ITのカスタマーサクセス | 現場を知る立場で導入を支える | 400〜500万円 |
| 一般事務・営業事務 | 記録と対応 | 応募が多い | 280〜330万円 |
人事の障害者雇用の担当は、社会福祉士と精神保健福祉士の資格が加点になる、企業の人事への一番近い入口だ。人事の入り方の全体は人事に未経験で転職する現実に書いた。
年収の現実
| 先 | 相談員(300〜400万円)と比べて |
|---|---|
| 企業の人事の障害者雇用、EAP、介護ITのカスタマーサクセス | 上がる。400〜500万円 |
| 保険の医務査定 | 上がる。400万円前後 |
| 福祉用具と介護ソフトの営業、人材 | 同じか上がる。成果で上 |
| 就労移行支援、NPO、社会福祉協議会 | 同じ |
| 大学の学生相談 | 非常勤が多い |
| 一般事務 | 下がる |
福祉の年収は低い。企業の人事とEAPとITに移ると上がる先が多い。介護の年収の線は介護を辞めたい、給料が安いに書いた。
資格の扱い
| 資格 | 企業で |
|---|---|
| 社会福祉士 | 企業の障害者雇用と就労支援で加点。成年後見の独立の要件。企業では必須でない |
| 精神保健福祉士 | EAPと障害者雇用の定着支援で加点。メンタルの相談 |
| 介護福祉士・ケアマネ | 介護の企業の営業と企画で加点 |
| 産業カウンセラー・キャリアコンサルタント | EAPと人事と人材で加点。取ると企業の入口が広がる |
| 衛生管理者 | 企業の人事と総務で |
企業に行くなら、産業カウンセラーかキャリアコンサルタントを足すと、人事とEAPと人材の入口が広がる。
志望動機の型と例文
型は3つの文。1.相談員の経験のうち、その職種で使える物を訳して、数字で。2.なぜ福祉の現場の外で、その職種か。3.その会社で何をするか。「年収」「消耗」は書かない。
企業の人事の障害者雇用の例。「障害者の相談支援事業所で社会福祉士として◯年、◯人の利用者の相談と就労の支援を担当し、◯社の企業と受け入れの調整をしてきました。支援する側から、企業の中で受け入れて定着させる側に立ちたいと考え、貴社の人事を志望しました。障害の特性と制度を知る立場から、配属と定着の支援と、現場の管理職への助言を担いたいと考えています」。
EAPの例。「病院の医療ソーシャルワーカーとして◯年、◯人の患者と家族の相談を担当し、退院後の生活と制度の調整をしてきました。病気になった後の支援から、働く人の不調を早く支える側に立ちたいと考え、貴社のEAPを志望しました。精神保健福祉士の資格と面談の経験を、社員の相談と企業への提案に使いたいと考えています」。
面接で聞かれること
| 質問 | 答え方 |
|---|---|
| なぜ福祉の現場を辞めるか | 悪口を言わない。「相談と調整の経験を、◯◯の立場で使いたい」を事実で |
| 企業の働き方に合うか | 「数字と期限で動く組織だと理解している。相談でも件数と計画の期限を管理した」 |
| 数字(営業と人事へ) | 「担当したケースの数と調整した機関の数で仕事をしてきた。目標の中身が納得できれば追える」 |
| 感情の消耗 | 聞かれたら「困難なケースで消耗した。線を引く方法を身に付けた」と正直に |
| PC | 記録のシステムとExcelの経験を言う |
| 支援でなく企業の利益のために働けるか | 「企業の利益と、社員と利用者の定着は同じ方向。制度と現場を知る立場で両方に貢献する」 |
年齢の線
| 年齢 | 通る職種 |
|---|---|
| 20代 | 全部。企業の人事、EAP、営業、IT、人材の入口が広い |
| 30代前半 | 企業の人事の障害者雇用、EAP、福祉の企業の営業と企画、介護IT、保険の査定 |
| 30代後半 | 企業の人事の障害者雇用、就労移行支援の管理者、EAP、人材 |
| 40代 | 就労移行支援の管理者、企業の障害者雇用の責任者、NPOの管理、成年後見の独立、公務員の社会人枠 |
福祉の中で変える選択
| 選択 | 中身 |
|---|---|
| 地域包括支援センター | 相談と地域の連携。行政の委託。年収は同じ |
| 病院のMSW | 退院の支援。病院の給与で少し上のことがある |
| 施設の相談員 | 施設の入所と家族の対応。日勤 |
| 行政の福祉職 | 公務員の試験。年齢の線。年収と安定が上がる |
| ケアマネ | 実務5年で受験。ケアマネからの道はケアマネからの転職に書いた |
辞めたい理由が今の職場の方針と人間関係なら、福祉の中で変える方が早い。福祉の現場そのものを離れたいなら、企業の人事と支援とEAPと営業へ。
児童指導員の計画と連携の経験を訳して移る先は児童指導員・放課後デイからの転職に書いた。
よくある質問
社会福祉士の資格を活かせる企業の仕事は
企業の人事の障害者雇用の担当と定着支援、就労移行支援の事業所、EAP、保険の医務査定、福祉の企業の営業と企画。資格が加点になる先だ。
精神保健福祉士は企業で需要があるか
ある。EAPと企業の障害者雇用の定着支援と、メンタルの不調の社員の復職の支援で、精神保健福祉士を採る企業が増えている。産業カウンセラーを足すと強い。
福祉の相談員から人事に転職して後悔する人は
企業の利益と数字の圧に合わなかった人と、支援の手応えを失った人だ。障害者雇用の担当は、支援の手応えが残る人事の仕事だ。それ以外の人事(採用・労務)に行くなら、手応えの質が変わることを知って選ぶ。
転職の資料をLINEで無料配布中
社会福祉士と相談員の経験を訳す表(数字の欄つき)、通る職種の表(12の先の年収)、資格の足し方、志望動機の型と面接の6つの質問の答え、福祉の中で変える選択の表を公式LINEで無料配布している。福祉の経験は使えない、ではなく、訳して選ぶ。


