職務経歴書を作ろうと思ったが、テンプレートが山ほどある。どれを使えばいいのか。WordかExcelか。編年体と逆編年体は何が違うのか。欄が多すぎて埋まらない。凝ったデザインの物の方が通るのか。

先に言う。職務経歴書のテンプレートは、逆編年体のA4・2枚の型を1つ選べば足りる。凝ったデザインは要らない。欄は足していい、消していい。入手先、作るソフト、形式3つ、要る欄と省く欄、足す時と消す時、枚数、フォント、デザイン、PDF、テンプレートの癖を書く。

先に一文で。職務経歴書のテンプレートはハローワーク・転職サイト・エージェントの無料の物で足り、Wordで逆編年体のA4・2枚の型を1つ選び、職務要約・職務経歴・活かせる経験とスキル・資格・自己PRの5つの欄を軸にして自分の経歴に合わない欄は消し足りない欄は足し、フォントは明朝かゴシックの10.5〜11ポイント、色や図の凝ったデザインは避け、PDFにして出す前に行の切れと2枚に収まっているかを見るのが正解だ。

この記事の要点

  • 無料の型で足りる。1つ選ぶ
  • Wordで逆編年体、A4で2枚
  • 5つの欄を軸に、足す・消す
  • 凝ったデザインは要らない

無料の入手先

入手先中身
ハローワークのサイト履歴書・職務経歴書の様式と記入例。装飾なしの標準的な型
大手の転職サイトdoda・リクナビNEXT・マイナビ転職などが、WordとExcelの型と職種別の記入例を配布
転職エージェント登録すると担当者が型を送ってくる。エージェントの推薦と一緒に企業に出す前提の型
厚生労働省履歴書の様式例は公開されている。職務経歴書の様式はハローワーク側にある

どれも中身はほぼ同じだ。有料の物を買う必要はない。1つ選ぶ。複数を混ぜると、体裁がばらつく。

WordかExcelか

ソフト判断
Wordいい。文章の欄が多く、行の増減がしやすい。企業がWord提出を指定することもある
Excel表の位置が崩れやすい。印刷とPDF化で切れる。避けた方が楽
GoogleドキュメントWordと同じ扱い。最終的にWordかPDFに書き出す
手書き指定がなければしない。職務経歴書は情報量が多く、手書きは読みにくい

最終的にはPDFで出す。作るソフトは、PDFに変換した時に崩れない物にする。履歴書とセットで出すので、体裁を揃える。履歴書と職務経歴書の役割の違いは職務経歴書とはに書いた。

形式3つ

形式並べ方向く人
逆編年体新しい会社から古い順転職の基本。直近の経験を最初に見せたい人
編年体古い会社から新しい順経歴が短い人。経歴の流れを見せたい人。新卒に近い人
キャリア式職種や業務の種類ごとにまとめる。会社の順でない転職回数が多い人。同じ職種を複数の会社で続けた人。派遣や業務委託が混ざる人

迷うなら逆編年体。読む側は直近の経験を最初に知りたい。転職回数が多くて枚数が増える時の組み方は転職回数が多い人の職務経歴書に書いた。

必ず要る欄と、省いていい欄

欄判断
職務要約要る。最初の3〜5行。書き方は職務経歴書の職務要約の書き方に書いた
職務経歴(会社ごとの期間・会社の概要・担当・実績)要る。中心の欄
活かせる経験・知識・スキル要る。箇条書きで5〜8個
資格・免許要る。なければ欄ごと消していい
自己PRあった方がいい。職務要約と活かせる経験で強みが出ていれば省いてもいい
語学・PCスキル応募先が求めているなら足す。なければ活かせるスキルに含める
志望動機職務経歴書には基本的に要らない。履歴書か別紙で。企業の指定があれば足す
受賞・表彰あれば実績の中に。なければ欄を消す
趣味・特技要らない

埋まらない欄を空白で残さない。欄ごと消す。

欄を足す時と消す時

状況やること
資格がない資格の欄を消す
実績の数字が多い職種(営業・販売)職務経歴の中に「実績」の小見出しを足す
マネジメント経験がある「マネジメント経験」の欄を足す。人数・期間・役割
未経験の職種に応募「応募職種に活かせる経験」の欄を足して、つなぎを書く
ブランクがある職務経歴の中に期間を書き、1行で何をしていたかを添える。別の欄は作らない
派遣・業務委託が混ざる職務経歴の各社に雇用形態を書く

テンプレートの欄は、全部を埋めるための物ではない。自分の経歴で埋まる欄だけを残す。

枚数

A4で2枚が基本だ。1枚は情報が足りず、3枚を超えると読まれない。経歴が長い人は、古い会社を短くして2〜3枚に収める。

フォントと文字の大きさ

  • フォントは明朝かゴシック。MS明朝・MSゴシック・游明朝・游ゴシック・メイリオのどれか1つ
  • 本文は10.5〜11ポイント。見出しは12〜14ポイント
  • 太字は見出しと、実績の数字に少しだけ。全体に太字を使わない
  • 色は黒。見出しに濃いグレーまでは許容
  • 行間は1.0〜1.15。詰めすぎると読みにくい

凝ったデザインを避ける理由

凝った物起きること
色を多く使う白黒で印刷されると読めない
図やグラフ応募者管理システムで文字が読み取れない。企業側は文字で検索する
2段組みPDF化や印刷で崩れる。読む順序が分かりにくい
顔写真を大きく職務経歴書には写真は要らない
独自の項目名(My Value・Vision)読む側が探せない

読む側は数十通を短時間で読む。標準の型で、標準の項目名で、中身の数字で差をつける。デザインの職種(Webデザイナー・グラフィック)はポートフォリオで見せ、職務経歴書は標準の型でいい。

PDFで出す時

  1. ファイル名は「職務経歴書_山田太郎.pdf」。日付を入れるなら末尾に
  2. PDFにした後、開いて全ページを見る。行の切れ、2枚目の余り、崩れ
  3. 履歴書と別のファイルにする。1つのPDFにまとめない(企業の指定がなければ)
  4. パスワードは企業の指定がある時だけ。送り方は履歴書をメールで送る方法に書いた

テンプレートをそのまま使うと出る癖

癖直し方
記入例の文をそのまま残す記入例は消す。全部を自分の言葉に
全部の欄を埋めようとして薄くなる埋まらない欄は消す
会社の概要(事業内容・資本金・従業員数)を全社で長く書く1行で。直近の会社だけ2行
担当業務を箇条書きで羅列担当の後に、実績を数字で1つ
自己PRが抽象語型は職務経歴書の自己PRの書き出しと締め方に書いた

実績の数字がない人の作り方は職務経歴書が書けないに書いた。

よくある質問

転職サイトの職務経歴書の入力フォームと、Wordの職務経歴書は両方要るか

サイト経由の応募はフォームで足りる。企業から「書類を送ってください」と言われた時に、Wordから作ったPDFを出す。中身は同じにする。

エージェントの型と、自分で選んだ型のどちらを使うか

エージェント経由の応募は、エージェントの型に合わせる。直接応募は自分の型で。中身は同じ、体裁だけ変える。

職務経歴書に日付と氏名は要るか

要る。右上に作成日(◯年◯月◯日現在)と氏名。履歴書と同じ日付にする。

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職務経歴書の標準の型(Word・逆編年体・A4で2枚)と、欄の足し方・消し方の判定表を公式LINEで無料配布している。型を選ぶ時間を、数字を集める時間に回す。

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