就活サイトの「エントリー」ボタンを押した。これで応募したことになるのか、まだ何もしていないのか。押しすぎたら何かまずいのか。

整理する。プレエントリーは情報登録、本エントリーが応募だ。この2つを分けて考えれば、数も締切も怖くなくなる。

先に一文で。就活のエントリーはプレエントリー(企業に興味を登録し案内を受け取る状態)と本エントリー(ESを出して選考に進む)の2段階で、プレは30〜50社を絞らずに出し、本エントリーは20〜30社を志望度順に出すのが目安になる。

この記事の要点

  • プレエントリー=情報登録。応募ではない
  • 本エントリー=ES提出。ここから選考が始まる
  • プレは30〜50社、本は20〜30社が目安
  • プレエントリーの取り消しに連絡は要らない

2段階の違い

プレエントリー本エントリー
何をする氏名・大学などを登録するES・履歴書・適性検査を出す
何が起きる説明会や選考の案内が届く書類選考が始まる
締切企業によって異なる。早めに閉じることもESの提出期限
辞退の連絡不要選考に進んだ後なら要る

就活サイトの「エントリー」ボタンは、多くの場合プレエントリーを指す。押しただけで選考は始まらない。企業のマイページで本エントリーの締切が別に設定されているので、そちらを見落とすと、プレエントリーしただけで終わる。

何社にエントリーするか

プレエントリー|30〜50社。情報を受け取るための登録なので、少しでも興味があれば絞らずに出す。ここで絞ると、選考が始まってから持ち駒が足りなくなる。

本エントリー|20〜30社。ESの作成に時間がかかるので、志望度の高い企業から順に、締切を見ながら出す。

配分の目安はこうだ。

  • 本命|5社
  • 準本命|10社
  • 練習・滑り止め|10社

数が少なすぎると持ち駒が早く尽きる。多すぎるとESの質が落ちて全部通らなくなる。持ち駒が尽きた時の立て直しは持ち駒が全部なくなった時の記事で書いた。

時期と締切

プレエントリーは大学3年の3月(広報解禁)から一斉に始まり、本エントリーの締切は3〜4月に集中する。ただし早期選考やインターン経由の選考は、それより前に動いている。

プレエントリーが閉じるタイミング|企業によっては本エントリーの締切より早く、プレエントリーの受付を閉じる。「あとで出す」と思っていた企業が閉じていた、という失敗は多い。興味があれば、見つけた日にプレエントリーだけ済ませておく。全体のスケジュールは就活はいつから始めるかの記事で書いた。

取り消しと辞退

プレエントリーの取り消し|連絡は要らない。案内が来なくなるようマイページで設定を変えるか、放置していい。企業側も、プレエントリーした全員が選考に来るとは思っていない。

本エントリー後の辞退|ESを出した段階なら、選考を進めないだけでいい。面接の日程が決まった後に辞退するなら、メールで一言連絡する。

エントリーしすぎると企業にバレるか|バレない。他社へのエントリー状況は企業には見えない。

エントリー数が少ない時

志望業界が狭すぎるか、大手だけを見ているかのどちらかであることが多い。増やし方は2つある。

  1. 隣の業界を見る|同じ職種(営業・企画・技術)で業界を広げる
  2. 逆求人型を使う|自分から探すのでなく、企業から声がかかる仕組みを足す。エントリー数が伸びない人ほど、この経路で持ち駒が増える

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登録後の流れ|① プロフィールを登録する → ② 企業からのオファーを待つ → ③ 興味のある企業だけ選考に進む

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よくある誤解

「エントリーしたら必ず選考を受けないといけない」。プレエントリーは登録にすぎない。受けるかどうかは、案内が来てから決めていい。

「エントリー数は多いほどいい」。プレはそうだが、本エントリーは違う。ESの質が落ちる数まで増やすと、全部が中途半端になる。

よくある質問

エントリーシートを間違えて出してしまいました

締切前なら再提出できる企業が多い。締切後は、実害のある間違い(連絡先・志望コース)だけ連絡する。対処はエントリーシートを間違えて提出した時の記事で書いた。

既卒でもエントリーできますか?

卒業後3年以内なら、新卒枠でのエントリーを受け付ける企業が多い。既卒枠との使い分けは既卒とはの記事で書いた。

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