副業で月5万円。それだけあれば、生活が変わる気がする。だが始めてみると、月に数千円。月5万は、才能のある人だけの話なのか。

先に言う。月5万は、時給×時間で決まる。才能の話ではない。届いている人の割合、逆算の式、在宅で届く型と届かない型、税金の線を書く。

先に一文で。副業で月5万円は、副業をしている人の約4人に1人が達している現実的な目標で、時給1,500円なら月34時間・時給3,000円なら月17時間の掛け算で決まるので、時間を売るだけの型でなく時給を上げられるスキル系か自分の商品を売る型を選び、年20万円超の所得の確定申告と住民税の普通徴収を先に押さえるのが正解だ。

この記事の要点

  • 月5万円以上は副業をしている人の約4人に1人。1万円未満が半数近い
  • 月5万は時給×時間。時給1,500円で34時間、3,000円で17時間
  • 届く型は時給を上げられる型。時間を売るだけの型は届かない
  • 年20万円超で確定申告。住民税は普通徴収で会社バレを避ける

届いている人の割合

副業の月収割合(副業をしている人のうち)
1万円未満48.1%
1〜5万円未満約28%
5万円以上23.8%

dodaの2023年8月の調査の数字だ。半数近くが1万円未満で、月5万は4人に1人。差を作っているのは、副業の種類で、続けている年数や才能ではない。

時給×時間で逆算する

時給月5万に要る時間週あたり
800円(アンケート・ポイント系)62時間約15時間。本業と両立できない
1,500円(データ入力・簡単な受託)34時間約8時間
3,000円(スキル系の受託)17時間約4時間
5,000円(専門性のある受託・自分の商品)10時間約2.5時間

会社員が本業の後に確保できるのは、週4〜8時間が現実だ。時給1,500円以下の型では、時間が足りない。月5万に届くかどうかは、始める前の型の選び方でほぼ決まる。時間がない人の作り方は副業の時間がないに書いた。

在宅で届く型、届かない型

時給の目安月5万
アンケート・ポイント・レビュー数百円届かない
データ入力・文字起こし1,000〜1,500円時間が足りない
ライティング・デザイン・動画編集の受託最初1,000円→慣れて2,000〜3,000円届く。半年〜1年で
業務委託の事務・オンラインアシスタント1,500〜2,500円届く。時間の確保次第
自分の発信の外で売るもの(note・Kindle・テンプレ)時給の概念がない。積み上がる届く。ただし最初の半年は0に近い
AIを使った制作の受託2,000〜4,000円届く。AI副業の現実的な月収

届く型に共通するのは、やるほど時給が上がることだ。届かない型は、やっても時給が変わらない。何から始めるかの全体は会社員の副業は何から始めるかに書いた。

届いた後に伸びる人、止まる人

月5万に届いた後、10万・20万に伸びる人と、5万で止まる人がいる。

  • 伸びる人:受託で時給を上げながら、自分の商品(note・テンプレ・講座)を並行して作る。受託の時給には上限があり、商品には上限がない
  • 止まる人:受託の時間を増やして届いている。本業との両立で時間が頭打ちになる

私の副業は、ブログの月数千円から始まり、匿名SNSを育てて、給与を超える月が出た。超えたのは受託の時間を増やしたからではなく、発信の外に置いたものが積み上がったからだ。

税金と会社バレ。月5万なら年60万

項目月5万(年60万)の場合
所得税の確定申告必要。副業の所得(収入−経費)が年20万円を超える
住民税の申告必要(20万円以下でも)
会社バレ主な経路は住民税。確定申告で「自分で納付(普通徴収)」を選ぶ
給与の副業(バイト・派遣)普通徴収を選べない自治体が多く、バレやすい

確定申告のやり方は副業の確定申告はいくらから、20万円以下の住民税は別記事へ。月5万に届く前に、申告の形を決めておく。

3分で診断副業タイプ診断——自分に合うのが受託型か、発信の外で売る型かを先に見る。

ライターから始めるならWebライターの副業を未経験から始める現実と単価の上げ方だ。

Kindleを出すならKindle出版を会社員の副業でやる現実と手順だ。

やる側に回るならコーチングの副業は怪しいのか。始める5段階と単価だ。

動画に広げるならYouTubeを顔出しなしで副業にする現実だ。

よくある質問

月5万に届くまで、どれくらいかかりますか?

受託のスキル系なら半年〜1年。最初の3ヶ月は時給1,000円前後で、実績が溜まると単価が上がる。自分の商品を売る型は、最初の半年は0に近く、その後に積み上がる。

副業禁止の会社ですが、月5万は無理ですか?

給与でなく事業所得・雑所得の形なら、住民税の普通徴収で本業に通知されにくい。ただし就業規則で禁止されている場合、バレた時の懲戒のリスクは残る。届出制なら届け出るのが一番安全だ。

スキルがありません。月5万は無理ですか?

最初からスキルがある人はいない。ライティングや動画編集は、3ヶ月の受託で時給が上がり始める。スキルを買う前に、低単価の案件を10本受けて実績にするほうが早い。

出典(一次資料)

  • doda「副業の実態調査(2023年8月)」(副業をしている人の月収の分布)

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