失業保険をもらっている。認定日が近いのに、求職活動実績が足りない。求人サイトは毎日見ているのに、それは実績にならないと言われた。
線ははっきりしている。求人を見ただけは実績にならない。相談すれば1回になる。認められるものと、足りない時の手を書く。
先に一文で。求職活動実績は認定日までに原則2回必要で、求人への応募・ハローワークの職業相談・セミナーの受講・資格試験の受験・エージェントの面談は実績になるが、求人を見ただけ・検索しただけ・知人に頼んだだけは実績にならず、足りない時はハローワークの窓口で職業相談を受けるのが最も確実だ。
この記事の要点
- 認定は原則4週間に1回。その間に原則2回以上の実績
- 実績になる|応募/職業相談/セミナー/資格試験の受験/エージェントの面談
- 実績にならない|見ただけ・検索しただけ・知人に頼んだだけ
- 応募は1社につき1回。同じ日に2社なら2回
- 足りない時はハローワークの窓口で職業相談(当日でも間に合うことが多い)
実績になるもの
| # | 何を | 数え方 |
|---|---|---|
| 1 | 求人への応募 | 1社につき1回。書類選考・面接・採用試験の受験を含む |
| 2 | ハローワークの職業相談・職業紹介 | 窓口で相談すれば1回 |
| 3 | セミナー・講習の受講 | ハローワーク、地方公共団体、許可・届出のある民間職業紹介事業者等が行うもの |
| 4 | 各種国家試験・検定等の資格試験の受験 | 受験したことが実績。合否は関係ない |
| 5 | 民間の職業紹介事業者・派遣会社の職業相談・職業紹介 | エージェントとの面談も実績 |
実績にならないもの
- 求人情報を閲覧しただけ
- ハローワークの端末で検索しただけ
- 新聞やインターネットで求人を探しただけ
- 友人や知人に紹介を依頼しただけ
「探した」は実績にならず、「動いた」が実績になる。この線で覚えると迷わない。
必要な回数
| 認定 | 原則 |
|---|---|
| 通常の認定日 | 原則2回以上 |
| 給付制限がある場合の初回認定など | 回数が変わることがある |
受給資格者証と、雇用保険受給者初回説明会での案内を必ず確認する。所轄のハローワークで取り扱いが違う部分がある。自己都合の給付制限は2025年4月以降の離職で1ヶ月になった(会社都合と自己都合の違いの記事)。
認定日直前で足りない時
| 手 | 確実さ |
|---|---|
| ハローワークの窓口で職業相談 | 最も確実。認定日の当日でも、認定を受ける前に相談すればその日の実績になることが多い |
| 求人への応募 | 2社応募すれば2回。求人サイトからでも実績になる |
| エージェントとの面談 | 登録している会社があれば入れる |
| セミナー | 日程が合えば |
窓口の相談は、求人の探し方、応募書類の書き方、これまでの活動の振り返りなど何でもよく、5分で終わることもある。記録が残るので、自己申告だけで済ませずに窓口を通す。
実績が足りないとどうなるか
その認定対象期間分の基本手当が支給されない。次回に繰り越されるわけではないので、その分は消える。日額の目安は失業保険の日額早見表の記事で書いた。
だから、認定日の翌日に「次の認定日までに何回必要か」を確認して、先に予定を入れておくのが確実だ。
不正受給になる書き方
失業認定申告書に虚偽の申告をすると不正受給になる。支給停止に加えて、受給額の返還と、その2倍相当額の納付(合計3倍)を求められることがある。
| やってはいけない | 理由 |
|---|---|
| していない応募を書く | 応募先に確認が入ることがある |
| アルバイトの収入を書かない | 申告すれば減額や繰り越しで済むものが、不正受給になる |
| 内定が出ているのに書かない | 就職日の申告が要る |
アルバイトは申告すればできる(失業保険をもらいながらバイトはできるかの記事)。隠すのが一番損になる。
実績を「作る」より、そのまま動く
実績のために窓口へ行くのは手段としてありだが、2回の実績を「応募2件」で埋められるなら、そのほうが早く決まる。転職活動全体の進め方は失業保険をもらいながら転職活動する記事、早く決まった場合は再就職手当が出る(再就職手当の条件と計算の記事)。
早く決まるほど手当は増える。失業保険を満額もらうより、再就職手当を取って次に行くほうが総額で上回ることがある。
私の場合
私は転職を4回している。在職中に次を決めて動いたことが多いので、失業保険を長く使った経験は多くない。ただ、1社目を辞めた後のフリーター期間は、何をすればいいのか分からないまま日が過ぎた。やることが決まっていない期間は、いちばん体力を使う。認定日という締切があるのは、実は動く理由になる。
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よくある誤解
「毎日求人を見ているから実績になる」。閲覧・検索は実績にならない。応募か相談が要る。
「資格試験は合格しないと実績にならない」。受験したことが実績になる。合否は関係ない。
よくある質問
オンラインの職業相談も実績になりますか?
ハローワークによってオンラインでの職業相談を実施している。取り扱いは所轄のハローワークで確認する。
同じ会社に2回応募したら2回ですか?
同一の求人への重複した応募は1回として扱われる。別の求人なら別に数えられる。
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認定日までに必要な回数と、実績になる活動を並べて予定に落とす記入表を公式LINEで無料配布している。「探した」でなく「動いた」を記録しよう。


