面接の日に限って、電車が止まる、寝坊する、履歴書を忘れる、会社名を言い間違える。やらかした瞬間に頭が真っ白になり、「もう落ちた」と決めつけて、その後の対応まで崩れる。
先に線を引く。やらかしで落ちるのでなく、その後の対応で落ちる。この記事は、場面ごとの初動と挽回の入口だ。今の自分の状況から読めばいい。
先に一文で。面接のやらかしは、気づいた瞬間に動く・謝罪は一言で引きずらない・次の行動を示す、の3つで立て直せる。面接官が見ているのはミスの有無でなく、動揺した後の振る舞いだ。
この記事の要点
- 落ちるのはやらかしでなく、その後の対応
- 型は3つ。即動く・一言で謝る・次を示す
- 遅刻系は連絡の速さ、言い間違い系は訂正と復帰
- メールの誤字は実害で判断。軽微なら訂正しない
面接に着くまで
遅刻しそう|電話で先に伝える。到着見込みの時刻を言う(面接に遅刻しそうな時の連絡の記事)。
電車が遅延した|遅延証明書は取れれば取るが、連絡が先だ(面接当日に電車遅延の記事)。
寝坊した|正直に言っていい。言い方の型がある(面接に寝坊した時の記事)。Web面接をすっぽかした場合は、気づいた瞬間の電話で首はつながる(Web面接に寝坊してすっぽかした時の記事)。
日程を間違えた|すっぽかしと勘違いで謝罪の重さが違う(面接の日程を間違えた時の記事)。
道に迷った|歩きながら電話する。立ち止まって探さない(面接先で道に迷った時の記事)。
会場で
持ち物を忘れた|履歴書を忘れた時の状況別の対応(面接の持ち物を忘れた時の記事)。
スーツが汚れた|5分の応急処置と、触れる一言(面接直前にスーツが汚れた時の記事)。
ノックを忘れた|入室マナーの失敗は軽傷だ(面接でノックを忘れた時の記事)。
スマホが鳴った|一言謝って切り、話を戻す(面接中のスマホはどこに置くかの記事)。
面接中
会社名を間違えた|気づいた瞬間に訂正して、すぐ本題に戻す(面接で会社名を間違えた時の記事)。
頭が真っ白になった|当日の応急処置と前日までの仕込み(面接で緊張して頭が真っ白になる人の記事)。Web面接には対面と違う難しさがある(Web面接で緊張する人への記事)。
逆質問が出なかった|「特にありません」で終えず、一言添える(逆質問が思いつかない時の記事)。
面接の後
結果の電話に出られなかった|折り返しは当日中(面接結果の電話に出られなかった時の記事)。内定の電話なら(内定通知の電話に出れなかった時の記事)。
会議をすっぽかした(在職中)|転職活動中に本業の会議を飛ばした時の謝罪順(会議をすっぽかした時の記事)。
メールのやらかし
- 宛名を間違えた。様の抜け・誤字・別人名で対応が違う(企業メールの宛名を間違えた時の記事)
- 様が抜けていた(メールで様が抜けていた時の記事)
- 応募メールの誤字は原則そのまま(応募メールの誤字に謝罪は必要かの記事)
- 職務経歴書の誤字に送信後に気づいた(職務経歴書の誤字を送った後の記事)
訂正メールを送るかどうかは実害で決める。軽微なら流す。氏名の誤字は1通。別人名は最優先で謝る。
3つの型
どの場面でも、やることは同じだ。
- 気づいた瞬間に動く|隠さない、後回しにしない。連絡は早いほど軽くなる
- 謝罪は一言で|「申し訳ありません」を重ねると、ミスが大きく見える
- 次の行動を示す|「◯分後に着きます」「改めて日程をいただけますか」「内容は変わりません」
私が転職を重ねる中でも、面接の日に電車が止まったことはある。落ちたのは、遅れたからでなく、遅れたことを引きずって面接の中身が崩れた回だった。立て直しが本題で、やらかしは前座にすぎない。
よくある誤解
「やらかしたら辞退したほうがいい」。辞退の理由にならない。対応して受け切ったほうが、次の面接でも動じなくなる。
「謝罪は丁寧なほどいい」。長い謝罪は、相手の時間を奪う。一言で謝り、行動で示す。
よくある質問
やらかした後、お礼メールで触れるべきですか?
実害のある間違い(会社名・日程・提出物)だけ、お礼が主で訂正は1文の形で触れる。軽微なものは触れない。
面接官のほうが名前を間違え続けます
こちらから訂正する必要はない。名乗る場面があれば正しく名乗るだけでいい。相手のミスを指摘して得るものはない。
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面接当日のトラブル対応カード(遅刻・忘れ物・言い間違いの初動を1枚に)を公式LINEで無料配布している。やらかしは起きる。起きた後の3手を持っていれば足りる。

