退職代行を検索すると、似たようなサービスが並んでいて、料金も微妙に違う。どれを選べばいいのか、違いが分からない。
選び方の軸は1つだけだ。運営元の型で、法的にできることの範囲が決まる。この1点さえ理解すれば、あなたの状況に合う代行は自動的に絞られる。型の違いから書く。
この記事の要点
- 型は3つ。民間・労働組合・弁護士で、対応範囲が段階的に広がる
- 伝えるだけなら民間で足り、交渉があるなら労働組合以上が要る
- 相場は2〜3万円。極端に安い・高いは理由を確認する
- 依頼前の確認リスト5点で、外れをほぼ避けられる
型の違い。できることの範囲が法律で決まっている
退職代行は、運営元によって法的にできることが違う。ここが選び方のすべてだ。
民間企業型。あなたの退職の意思を会社に伝える「使者」としての役割まで。退職日や有給の交渉を会社と行うと、弁護士法(非弁行為の禁止)に触れる恐れがあるため、伝達に徹する建て付けになる。
労働組合型。労働組合には団体交渉権があり、組合員のための会社との交渉(有給消化の調整・退職日の調整・未払い賃金の請求の申し入れなど)まで踏み込める。多くの人にとって、実務上の必要十分ライン。
弁護士型。法的請求・損害賠償への対応・訴訟まで全対応。会社と法的に揉めている(揉めそうな)場合の最終兵器で、料金は上がる。
まとめると、伝えるだけ→民間、交渉ごとがある→労働組合、法的に揉めている→弁護士という対応になる。自分の状況にどこまでの範囲が要るかを先に決めれば、選択肢は絞られる。
比較表。代表的な2つを並べる
このサイトで扱っている2つを、型の違いが分かる形で並べる。
| 項目 | 退職代行Jobs | 円満退職ユニオン |
|---|---|---|
| サポートの型 | 退職代行(弁護士監修) | 退職代行(労働組合型) |
| 対象年代 | 全年代 | 全年代 |
| 得意領域 | 会社と直接話さずに退職手続きを進められる | 労働組合による退職代行で交渉まで対応範囲が広い |
| 向いている人 | 退職を切り出せず消耗し切っている人 | 有給消化など会社との調整も任せたい人 |
| 向いていない人 | 自力で円満に伝えられる状態の人 | 自力で円満に伝えられる状態の人 |
| 費用 | 有料(24,000円) | 有料 |
| 登録所要時間の目安 | LINE相談から即日対応 | 相談から即日対応 |
退職代行Jobsは弁護士監修・料金24,000円で、適法性の担保と価格のバランスが取れた定番だ。円満退職ユニオンは労働組合型で、団体交渉権に基づいて有給や退職日の調整など、会社との交渉ごとまで対応範囲が広い。
使い分けの目安はこうなる。
- とにかく早く、会社と話さず辞めたい。交渉ごとは特にない——弁護士監修の定番で足りる
*クリックすると公式サイトが開く。LINEで無料相談でき、依頼するかは相談後に決めればいい。*
相談後の流れ|① LINEかメールで無料相談する → ② 料金と流れの説明を受ける → ③ 依頼した場合、その日から会社への連絡を代行してもらえる
- 有給を使い切りたい・退職日を調整したい・未払いがある——交渉まで扱える労働組合型が合う
*クリックすると公式サイトが開く。労働組合型の退職代行で、無料相談から始められる。*
相談後の流れ|① 無料相談で状況(有給残・未払いの有無)を伝える → ② 対応範囲と料金の説明を受ける → ③ 依頼した場合、交渉ごとを含めて代行してもらえる
未払い残業代の金額が大きい(数十万円規模)場合や、会社から法的な脅しを受けている場合は、労働問題特化の弁護士への相談が本線になる。残業代請求の証拠と手順の記事を先に読んで、証拠を揃えてから相談してほしい。
依頼前の確認リスト。5点で外れを避ける
どの型を選ぶにしても、依頼前にこの5点を確認すれば、外れはほぼ避けられる。
- 運営元の実在と型。会社名(組合名)・所在地・弁護士監修の中身が明記されているか。ここが曖昧なサービスは避ける
- 料金の総額。追加費用の有無(オプション・成功報酬)を確認する。総額が最初に確定しないサービスは警戒
- 対応範囲。有給・退職日の交渉が必要なら、それが範囲に入っているかを相談時に明言してもらう
- 連絡手段と速度。即日対応か、深夜・休日の相談が可能か。限界の夜に頼れるかは実務上大事だ
- 書類サポート。離職票・源泉徴収票の受け取りまで案内してくれるか。離職票がもらえないトラブルの予防になる
逆に、判断材料にしなくていいものも言っておく。口コミの星の数(操作されやすい)と、サイトの派手さだ。運営元の型と対応範囲という骨格で選ぶ方が、確実に外れない。
代行を使うことへの迷いが残る人へ
最後に、選び方の手前で止まっている人へ。
「代行を使うのは逃げではないか」という迷いには退職代行は逃げなのかで正面から答えた。バックレの一歩手前まで来ている人は仕事をバックレたい人へを先に読んでほしい。依頼後に会社から電話が来た場合の対処は会社からの電話への対応にある。
退職の意思表示は、法律上、誰が伝えても有効だ。自分で言うか、代わりに言ってもらうかは、手段の違いにすぎない。消耗し切ってから最安の手段を探すより、消耗する前に、自分の状況に合う型を選んでほしいんよ。
あわせて検索される疑問に、先に答えておく
退職代行の利用は会社に多いと聞くが、転職先にバレるのか
退職の経路が転職先に伝わる公式なルートはない。離職票や源泉徴収票に代行利用の記載はなく、前職への在籍確認も本人の同意なく詳細を話すことは通常ない。バレ筋があるとすれば同業の狭い業界での人づてだが、それは代行に限らず退職の揉め事全般に言えることだ。代行の利用歴は、書類に残らない。
公務員や契約社員でも退職代行は使えるか
契約社員・派遣でも使えるが、有期雇用の場合は契約期間の縛り(やむを得ない事由の議論)が絡むため、交渉まで扱える労働組合型か弁護士型が合う。公務員は民間の労働法制と異なる部分があり、対応外とするサービスもあるから、依頼前に必ず確認してほしい。自分の雇用形態を伝えて、対応可否を明言してもらう——確認リストの6点目として足しておいてくれ。
よくある質問
退職代行はどこも同じですか?何で選べばいいですか?
同じではない。民間・労働組合・弁護士の型で対応範囲が変わる。伝達だけなら民間、交渉があるなら労働組合以上。状況に必要な範囲で選ぶ。
退職代行の料金相場はいくらですか?
民間・労働組合型で2〜3万円、弁護士型で5万円以上が相場感だ。極端に安いサービスは対応範囲と実在性を確認する。
有給消化や未払い残業代の交渉もしてもらえますか?
交渉ごとは労働組合型か弁護士型の領域だ。民間型は伝達まで。依頼前に対応範囲を明言してもらうこと。
退職の段取りはLINEで。資料を無料配布中
退職手続きと書類のチェックリストをまとめた資料を、公式LINEで無料配布している。型で選べば、代行選びは迷わない。


